バッハの曲の演奏者であり、「シャコンヌ」など多くのバッハの曲を編曲した作曲家、編曲家にして
ピアニストであったF.ブゾーニ。


ある生徒さんが他教室から移ってこられ、
その前任の先生からソナチネ、チェルニーと共に託されたのがインベンションのブゾーニ版。

私はずっと全音版を使用してきましたので、
全音版に合わせてもらおうかなとも思ったのですが、




このように各曲とも細かな音楽指示が書かれています。
それは強弱、曲想、速度、アーティキュレーションにまで渡ります。



全音版の質素な楽譜とは全然違います。


うーん、待てよ。
この指示通りに弾くよう導けばいい!!
ブゾーニ先生に習うように弾けば、音楽センスも磨かれるかも?!


ということでそのままブゾーニ版でレッスンすることにしました照れ


細かく書かれた楽譜は大変だけれど、音楽センスを養う上で重要になります。

色々な版があったらそういう視点で選ぶのも良いと思いますよ音譜