まちてん 総合プロデューサー
谷中修吾 氏

・カンファレンス感想 各企業ごと

【 サスティナビリティ編】

①ちゅらぼし:代表 山田拓氏
・里山ツーリズム
・飛騨高山のあたりで展開
・日常が彩り豊か → これを紹介することで仕事になるのでは? → 実践
・日本はモテ期なので海外に向けてアプローチして行っている。
・旅行者に古民家の回収を手伝わせたり、下校途中の小学生などと触れ合う機会を設けるだけ。→彩りが豊かな日常の紹介。

②愛媛  宇和島 大和田権一 氏


・愛媛の名産のみかんの搾りかすをぶりの餌に混ぜる事で生臭さが消えて食べやすくなり、それを漁業組合から独立して1つの会社として設立する事に。
・構想から5年かかって形になった。
・漁業の抱える不安に、不安定な収入、担い手不足があり、それを解消する手段として「みかんぶり」というブランド化する事によって不安を解消できる事で地域に貢献できる。
・くら寿司でもキャンペーンをしていて、みかん魚のお寿司が食べる事ができる。
・他の地域でもゆず鯛?などがある。
・生魚を食べられない人もこれなら食べられるという感想も貰っている。

③宇奈月温泉(富山県黒部市) 上坂博亨氏


・公共交通機関に電気自動車を使っている。(バス)
・日本では他に桐生市でも試みられている。
・マッターホルンのチェルマット(人口5500人)という麓の町では車は全て電気自動車。
・おそらく1961年から電気自動車のみで暮らしている。
・車もその町で作っている。一台700万円くらい
・町の中に発電所がある。
・それに習ってうなづきでも電気自動車を作成したが失敗。
・原因は1人乗り自動車にした事。→温泉には1人で来る人がほとんどいない。
・では、温泉街で走る車というのはどんな車か?
・スローモビリティの思想。
・車の速度が40キロを超えると車の力が強くなる。
・宇奈月では19キロに設定。人と車の共存。
・地域経済の循環、資源の管理に目を向けていく。

④防災プロデューサー 佐藤一男氏

・いかに多くの人が逃げられるかを考えまちづくりをしていく。
・T字路では混雑が起きやすく、交わる所に車を置いて逃げられる駐車スペースが必要だが、それだけでは不十分で、早く逃げようとするあまり車を駐車場の奥まで入れない。
・駐車場の先に避難所を設け、そこに向かって車を駐車するようにすれば自然と奥から車を止めるようになる。


⑤アーバンパーカルチャー ソーヤ海氏


・活かし合う関係性のデザイン
・負の資源を有効活用することを考える。
・やりたくないことをやっている人(負の資産)。
・なので、もっと好きなことをしながら生きていく事を実践してみている。
・お金中心ではなくて自分中心の生活
・持続可能というのは結果であって目的ではない。
・お金が必要なのは食べていくため、ならば、食べ物を育てればいい。
・ピザ釜があれば人も集まってくるし楽しい。笑
・面白いプロジェクトはやってみたくなる。
・そのためには人を巻き込んでいく。

【ニューウェーブ編】

①薬草 新田理恵

・食べることから人を良くしていく。
・薬膳という単語では日本にはない。
・薬草の呼び名になると国産のものはたくさんある。
・蓮茶→蓮根の葉
・日本の薬草産業は伝統工芸と同じで担い手がいない。

②釣りアプリ カズワタベ


・人on仕事ではなく仕事on人
・そのために住むところを考えた。
・食事、人、気候、自然、家賃→結果福岡へ。
・そこで作成したツリバカメラ、釣りのsんsサイトは盛況。100万ビューサイトに。

③人の森 加藤政徳氏


・居場所作り
・ターゲットは健康な人ではなくて、病み上がりの人。
・友達を作るためにスポーツ(集団競技)が出来る様な設備を。
例えば、バスケとかが出来る体育館。
・ご褒美に温泉。
・お弁当の持ち寄り場。
・1つのジムで1日の利用者数が3000人。
・奥さんの病気から色々な治療法を模索した。結果、安くて簡単に出来るものの方が効果があり、高いのは効果がない。
・4ヶ月と言われた期間は結局8年5ヶ月まで伸ばすことができた。

④地域とクリエーター


・黒川ワンダーランド 映像作品
・作り上げたのはイングジットフィルム
・地域のリソースをオープンデータ化した。
・作り上げたのは作品ではなくて関係性。
・ただ、クリエーターたちが自分たちの力試しのために集まってできた作品。
・地域のためではない→結果賞をとり、地域の伝統芸能が方々で紹介されたりするようになっていっている。

⑤かわいいをテーマに


・地方の商品パッケージはダサい。
・若い女性に好まれるパッケージをデザインすることで地方のファンになってもらう。
・知ってもらうとその町を好きになる。