ここのところ、いまいちうだつが上がらず、もやもやが晴れず、気分転換がうまく行ってないな…。
と、言うことで、無理やり蒸留場へ行くことへ。
ならば、プランはどうしようか。
金曜夜に深夜バスで出発、それとも、バイクで深夜走り続けるか、いやいや、高速代が高い、なら土曜早朝に新幹線で出るか?疲れは少ないかもしれないけれど、
そうだ、土曜の宿はどうしようか。
まてまて、土曜泊まっても日曜帰るだけなら、土曜に帰るか、
土曜に帰るなら、何時にしようか?
などなど考えて、
結局、
深夜バスで早朝着いて、朝ごはん食べて、蒸留場へ行き、仙台に戻り、昼食、お茶、高速バスで帰宅。
そんな感じの弾丸ツアープランにした。
そうと決めてからは、
お土産の原酒の事を考えては、頬が緩み、
試飲の事を考えては、涎が溢れ、
まだ見ぬ山の緑の事を考えては、田舎を思い、
土日に持ち込まぬよう、仕事に集中しようとしたが、楽しみが先立ち、なかなか進まなかったが諦める他ない。
何時もなら22時はあっという間なのに、今日はそわそわして落ち着かない。エクセルで少し表を作っては時間をみて、Googleマップで集合場所の確認をする。
あ、こんなことしてる場合では!
仕事しなきゃ!
と、戻るものの、集合場所が駅からどのくらい離れてるか確認するのを忘れていた。
迷子にならぬよう、再度、Googleマップで確認する。これで、時間の配分は大分掴めた。
さぁ、残り時間は集中!!
あ、仙台は駅のどの辺に着くんだろう……。
エクセルの表に数字は埋まらぬまま、出発時間が近くなる。
何度計算しても、夕飯を食べて、集合場所へ行くには30分ほど余ってしまうが、こんなことしてる場合じゃない!
と、パソコンを閉じた。
目立たないところにあったカレー屋によるもの満員。
仕方なくココイチへ。
時間はまだ早い。
バスで寝つきを良くするために寝酒をと、HUBへ。
ここはグレンリベットが380?円で飲める。
勧められるがまま、ダブルにし、スタンド席に通された。
会社の飲み会だろうか。
同じ席の人々は楽しそうに談笑している。
そういう楽しげな雰囲気を感じながらちびりちびりと舐めて行く。
しばらくするとその中の1人が話しかけてきた。
ウイスキーですかー?
私もよく飲むんですー。
今日はビールですけど。うふふ。
そんな入りだったと思う。
愉快な感じの人だったし、ウイスキー好きとあっては話に花が咲かないはずがない。
出会って、数分で私はこの足で蒸留場へ行くことを告げた。
すると…。
彼女はハテナな、表情をした。
この飲み屋はうるさい。皆が大声で話している。
聞こえなかったのだろう。もう一度。
今日はこれから宮城峡の蒸留場に行くんですよ!
嬉しさのあまり自慢げにならぬよう細心の注意を怠らず、なお、声は通るよう腹から出し、ただし、うるさくならぬよう気を付けた。
多少のドヤ顔は表情からもれていたかもしれない。
それは私の至らぬ部分だろう。
さぞ、羨ましそうな表情で、驚いた反応がくるのを待っていた。
…。
ん?こないな?ちらっ。
女の人『ハテナ?』
えええええええー!
うそーん。
ウイスキー好きって言ったじゃん!
宮城峡知らないのーーーーー?
まじでーーーーー?
と言う反応は最小限に収め、
あ、ニッカの工場です。
そう言った私の言葉は周囲の雑音にかき消されるほど小さいものだったような気がする。
明らかに気落ちしたのがばれたのだろう。
彼女は話もそこそこに切り上げ、仲間の元へと戻って行った。
さらに、ちょうど、椅子の席が空いたらしく、彼女らは移動して行き、ホッとしたところで、グラスを開ける。
さぁ、東京駅へ。
以前、この時間に東京駅へ行ったのは一昨年だった気がする。
その時はフルーツを売りつけられそうになり、道端で1000円札をみつけた。
今回は特に何もなくバスに乗り込んだ。
車中は寝酒が効いたのか、すぐに眠りに落ちた。
が、ここが深夜バスの難しいところ。
どんなに熟睡しようが、休憩がある。
バスにトイレはついているものの、大体2時間おきにパーキングエリアに停車する。
その度に目が覚め、そして、気づけば杜の都仙台。
早朝の5時についてもやることはない。
事前に調べておいた、温泉施設へ。
歩いて20分くらい。
大通りに沿って、アーケードを抜け、見渡せば歓楽街。
朝帰りをする人がちらほらと。
その人らを横目にお目当ての施設へ。
ロケーションとしては最高だなと思いながら、下駄箱の空きを探すと殆ど埋まっていた。やはり、酔い覚ましに風呂でもと考える人は多いのだろう。
フロントへいき、1時間の入浴券を購入。
着替えはフロント横のロッカールームで行い、温泉のある場所へ。
エレベーターの施設案内が目に入る。
ダラダラっと読んで行くと、女性禁止との文字が。
これは珍しい。
確かにこの施設に女性がいたら管理が大変だろう。
変に感心しながら温泉に浸かる。
ふうううう。
結構ねれたし、そこまで疲れていなかったが、やはり気持ちいい。
室内、露天、サウナ、水風呂と体を引き締め、次は朝ごはん。
着替え終えて外に出ると、夜の雰囲気が薄れ、早朝の街が動き出す雰囲気に変わっていた。
街ゆく人も種類が変わり、さっぱりとして、気持ちいい朝の空気を味わいながら駅まで戻る。
喉がカラカラに乾いていたので、まずはスタバでコーヒー。
そのあと、ご飯をと思うも、ここは旅行らしく駅弁を買うことに。
電車の中で食べようと早々にホームへ向かい、停車してる電車に乗り込む。
出発してから食べよう。
そう心に決めたものの、様子がおかしい。
意外と地元の人が乗ってくる。
これは、1人で旅行気分晒してる場合じゃないぞ!
なにせ、この弁当、温かくなる。
つまり匂いが発生しやすい。
人が少ないうちに平らげねば。
弁当下の紐を引き、膝の上が温かくなる。そこそこ熱い。
これは…。
蓋を開けるときホカホカじゃないのか!
と嬉しい反面、匂いがさらに気になる。
時間が経ち、蓋を開ける頃には何人かの人がこの席をチラ見し、他の席に座った。
うまい!とはやく!を交互に思い浮かべ、ようやく完食。
そして、ゴミをしまい、なにもなかったかのように振る舞う頃には立ってる人もいるほど混んでいた。
そぁ、いよいよ出発だ。
宮城峡は遠いようで近く、近いようで遠い。
一先ず、続きはまた今度。
iPhoneからの投稿
と、言うことで、無理やり蒸留場へ行くことへ。
ならば、プランはどうしようか。
金曜夜に深夜バスで出発、それとも、バイクで深夜走り続けるか、いやいや、高速代が高い、なら土曜早朝に新幹線で出るか?疲れは少ないかもしれないけれど、
そうだ、土曜の宿はどうしようか。
まてまて、土曜泊まっても日曜帰るだけなら、土曜に帰るか、
土曜に帰るなら、何時にしようか?
などなど考えて、
結局、
深夜バスで早朝着いて、朝ごはん食べて、蒸留場へ行き、仙台に戻り、昼食、お茶、高速バスで帰宅。
そんな感じの弾丸ツアープランにした。
そうと決めてからは、
お土産の原酒の事を考えては、頬が緩み、
試飲の事を考えては、涎が溢れ、
まだ見ぬ山の緑の事を考えては、田舎を思い、
土日に持ち込まぬよう、仕事に集中しようとしたが、楽しみが先立ち、なかなか進まなかったが諦める他ない。
何時もなら22時はあっという間なのに、今日はそわそわして落ち着かない。エクセルで少し表を作っては時間をみて、Googleマップで集合場所の確認をする。
あ、こんなことしてる場合では!
仕事しなきゃ!
と、戻るものの、集合場所が駅からどのくらい離れてるか確認するのを忘れていた。
迷子にならぬよう、再度、Googleマップで確認する。これで、時間の配分は大分掴めた。
さぁ、残り時間は集中!!
あ、仙台は駅のどの辺に着くんだろう……。
エクセルの表に数字は埋まらぬまま、出発時間が近くなる。
何度計算しても、夕飯を食べて、集合場所へ行くには30分ほど余ってしまうが、こんなことしてる場合じゃない!
と、パソコンを閉じた。
目立たないところにあったカレー屋によるもの満員。
仕方なくココイチへ。
時間はまだ早い。
バスで寝つきを良くするために寝酒をと、HUBへ。
ここはグレンリベットが380?円で飲める。
勧められるがまま、ダブルにし、スタンド席に通された。
会社の飲み会だろうか。
同じ席の人々は楽しそうに談笑している。
そういう楽しげな雰囲気を感じながらちびりちびりと舐めて行く。
しばらくするとその中の1人が話しかけてきた。
ウイスキーですかー?
私もよく飲むんですー。
今日はビールですけど。うふふ。
そんな入りだったと思う。
愉快な感じの人だったし、ウイスキー好きとあっては話に花が咲かないはずがない。
出会って、数分で私はこの足で蒸留場へ行くことを告げた。
すると…。
彼女はハテナな、表情をした。
この飲み屋はうるさい。皆が大声で話している。
聞こえなかったのだろう。もう一度。
今日はこれから宮城峡の蒸留場に行くんですよ!
嬉しさのあまり自慢げにならぬよう細心の注意を怠らず、なお、声は通るよう腹から出し、ただし、うるさくならぬよう気を付けた。
多少のドヤ顔は表情からもれていたかもしれない。
それは私の至らぬ部分だろう。
さぞ、羨ましそうな表情で、驚いた反応がくるのを待っていた。
…。
ん?こないな?ちらっ。
女の人『ハテナ?』
えええええええー!
うそーん。
ウイスキー好きって言ったじゃん!
宮城峡知らないのーーーーー?
まじでーーーーー?
と言う反応は最小限に収め、
あ、ニッカの工場です。
そう言った私の言葉は周囲の雑音にかき消されるほど小さいものだったような気がする。
明らかに気落ちしたのがばれたのだろう。
彼女は話もそこそこに切り上げ、仲間の元へと戻って行った。
さらに、ちょうど、椅子の席が空いたらしく、彼女らは移動して行き、ホッとしたところで、グラスを開ける。
さぁ、東京駅へ。
以前、この時間に東京駅へ行ったのは一昨年だった気がする。
その時はフルーツを売りつけられそうになり、道端で1000円札をみつけた。
今回は特に何もなくバスに乗り込んだ。
車中は寝酒が効いたのか、すぐに眠りに落ちた。
が、ここが深夜バスの難しいところ。
どんなに熟睡しようが、休憩がある。
バスにトイレはついているものの、大体2時間おきにパーキングエリアに停車する。
その度に目が覚め、そして、気づけば杜の都仙台。
早朝の5時についてもやることはない。
事前に調べておいた、温泉施設へ。
歩いて20分くらい。
大通りに沿って、アーケードを抜け、見渡せば歓楽街。
朝帰りをする人がちらほらと。
その人らを横目にお目当ての施設へ。
ロケーションとしては最高だなと思いながら、下駄箱の空きを探すと殆ど埋まっていた。やはり、酔い覚ましに風呂でもと考える人は多いのだろう。
フロントへいき、1時間の入浴券を購入。
着替えはフロント横のロッカールームで行い、温泉のある場所へ。
エレベーターの施設案内が目に入る。
ダラダラっと読んで行くと、女性禁止との文字が。
これは珍しい。
確かにこの施設に女性がいたら管理が大変だろう。
変に感心しながら温泉に浸かる。
ふうううう。
結構ねれたし、そこまで疲れていなかったが、やはり気持ちいい。
室内、露天、サウナ、水風呂と体を引き締め、次は朝ごはん。
着替え終えて外に出ると、夜の雰囲気が薄れ、早朝の街が動き出す雰囲気に変わっていた。
街ゆく人も種類が変わり、さっぱりとして、気持ちいい朝の空気を味わいながら駅まで戻る。
喉がカラカラに乾いていたので、まずはスタバでコーヒー。
そのあと、ご飯をと思うも、ここは旅行らしく駅弁を買うことに。
電車の中で食べようと早々にホームへ向かい、停車してる電車に乗り込む。
出発してから食べよう。
そう心に決めたものの、様子がおかしい。
意外と地元の人が乗ってくる。
これは、1人で旅行気分晒してる場合じゃないぞ!
なにせ、この弁当、温かくなる。
つまり匂いが発生しやすい。
人が少ないうちに平らげねば。
弁当下の紐を引き、膝の上が温かくなる。そこそこ熱い。
これは…。
蓋を開けるときホカホカじゃないのか!
と嬉しい反面、匂いがさらに気になる。
時間が経ち、蓋を開ける頃には何人かの人がこの席をチラ見し、他の席に座った。
うまい!とはやく!を交互に思い浮かべ、ようやく完食。
そして、ゴミをしまい、なにもなかったかのように振る舞う頃には立ってる人もいるほど混んでいた。
そぁ、いよいよ出発だ。
宮城峡は遠いようで近く、近いようで遠い。
一先ず、続きはまた今度。
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