先日の誕生日。
無理やり友人に呼び出され、プレゼントされたのが、この二本。


そして、原酒5年は個人的にはいわくつき。
昨年の北海道旅行の際に立ち寄った余市蒸留所。
そのころの私はウイスキーなど好きでもなんでもなかった。
記念にと買ったそのボトルを一人ホテルで飲むと、全身が痺れるほどうまいと感じた。
あまりお酒には強くないので、一口二口のみ、のどが焼けるように痛くなり、
朦朧として別途に横になる。今までの経験から言えば二日酔い確実だ。
しかし、この酒はならなかった。
何故だろうと他のウイスキーを飲み始めいつの間にかはまっていた。
このウイスキーはそのはまるきっかけとなったのだ。
だから、そのうちこのウイスキーを買いに余市へ行こうと思っていた。
けれど、まさかそれをプレゼントされるとは思いもよらなかった。
原酒 5年
匂い
柔らかく、海藻、潮の匂い、薄いカラメル臭、灰汁のようなえぐみほんのり酸味。
味
液体が濃く、とろみを感じる。
空気に触れるとじゅわっと香気が拡がり、余韻は殆どない。
アルコールの刺激はあるが、味はまろやか、渋み、苦味、エグミ、しおっけ、ナッツのような凝縮感も感じるが、ちょうどいい。
一口一口がとても強い。アルコール度数のせいもあるが、味がしっかりしてる。
バニラ、花の様な香気が微かに。
イメージは椿のよう。
香水の香り高さに近いものを感じる。
初めて飲んだ時はこんなことを考えもせず、ただ、『あれ?のめるぞ。頭痛くないぞ、うまいぞ』とその程度の感想しか抱かなかった。
今ではシングルカスクと聞けば、どんな状況であってもその話を少しでも聞きたいと思ってしまうが。
記憶の中のこのウイスキーの代替品として余市10年だと思っていたのだが、全然違った。
余市の持つ尖った感じは少なく、アルコール度数の高さに伴ったまるみすら感じることが出来た。熟成こそ短いがそれでも一つの樽で取られたウイスキーの濃さを味わえる。
アルコールが抜けるときに感じる喉をひりつかせるその感覚が余市の尖った味わいと混同してしまったのだろうと思う。
こんなに美味しくてたった5年ならば、この先10,15,20年と一体味はどのように変化していくのだろうか。
それはまた正月の話として取って置こう。
そして次は。
余市12年ウッディー&バニラ
匂い
やわらさか
バニラ、甘さ、
金木犀
味
超複雑。
しおっけ、まろやかさ、苦味、香り高いが草、青さの香りかわからない。
柔らかい。栗っぽさ?
あっさり。が、後味が微かに残る。
バニラと聞いて、山崎のような感じかと思ったが全然違った。どちらもバニラだが、こちらの方が受けが悪いような気がする。まだあくの抜けきっていないバニラ臭とでもいおうか。
ただ、口に含めばなんとも洋風。
浮かび上がるイメージは横浜の洋館。潮風と白い外壁と青い海。
何十種類とウイスキーを飲んできて、これまたはじめての味。
こういう味にぶつかる度にウイスキーは楽しいなと思うようになって来る。
確かにウイスキーけれど、それはなにをもってウイスキーと自分が判断しているのかは分からない。
ラベルを隠し、これなんだと聞かれて答えれば、ウイスキーとは答えられないかもしれないが、
たしかにウイスキーだなという確信もある。
それはつまり、気づいていないだけで、どのウイスキーにも共通したものがあるからだろう。
それが何なのか分からないが、本当にそんなものがあるのかも分からない。
さて、余談として。
当日の時間やらなにやらをメールしていたときに、ふと、相手からの返答が止まった。
当然、待つ。が、返事は来ない。
その待ち時間に私はなぜか考えてしまった。
『余市 原酒 通販』と。
今までは余市蒸留所のサイトを見ても通販をしているとはかかれておらず、問い合わせることもなく諦めていた。
しかし、前述のキーワードを検索すると、とあるブログに注文できると書いてある。
これは!!とすぐに友人に教えると
ちょっとして返事がきたものの、そっけない。
で、その後しばらくして、
実は誕生日に用意してあるプレゼントは原酒だ。と心苦しげに告げられる。
私がそのサイトを発見し、友人へメールした後に行われた友人夫妻のやりとりを後で教えてもらったのでそれを持って今日は〆よう。
夫「おい、やばいよ!!あいつあのサイトにたどり着いたみたいだ(オロオロ)」
妻「え?本当に?(キョトン)」
夫「ショックッッ!!!(ボーゼン)」
妻「見ちゃだめっていいな!!(ワタワタ)」
夫「なんて返信しよう・・・・(ズーン)」
妻「見ちゃだめだ!っていいなよ!!(ワタワタ)」
夫「・・・いや、見たからメールしてきたんだろ。」(←急に冷静)
無理やり友人に呼び出され、プレゼントされたのが、この二本。


そして、原酒5年は個人的にはいわくつき。
昨年の北海道旅行の際に立ち寄った余市蒸留所。
そのころの私はウイスキーなど好きでもなんでもなかった。
記念にと買ったそのボトルを一人ホテルで飲むと、全身が痺れるほどうまいと感じた。
あまりお酒には強くないので、一口二口のみ、のどが焼けるように痛くなり、
朦朧として別途に横になる。今までの経験から言えば二日酔い確実だ。
しかし、この酒はならなかった。
何故だろうと他のウイスキーを飲み始めいつの間にかはまっていた。
このウイスキーはそのはまるきっかけとなったのだ。
だから、そのうちこのウイスキーを買いに余市へ行こうと思っていた。
けれど、まさかそれをプレゼントされるとは思いもよらなかった。
原酒 5年
匂い
柔らかく、海藻、潮の匂い、薄いカラメル臭、灰汁のようなえぐみほんのり酸味。
味
液体が濃く、とろみを感じる。
空気に触れるとじゅわっと香気が拡がり、余韻は殆どない。
アルコールの刺激はあるが、味はまろやか、渋み、苦味、エグミ、しおっけ、ナッツのような凝縮感も感じるが、ちょうどいい。
一口一口がとても強い。アルコール度数のせいもあるが、味がしっかりしてる。
バニラ、花の様な香気が微かに。
イメージは椿のよう。
香水の香り高さに近いものを感じる。
初めて飲んだ時はこんなことを考えもせず、ただ、『あれ?のめるぞ。頭痛くないぞ、うまいぞ』とその程度の感想しか抱かなかった。
今ではシングルカスクと聞けば、どんな状況であってもその話を少しでも聞きたいと思ってしまうが。
記憶の中のこのウイスキーの代替品として余市10年だと思っていたのだが、全然違った。
余市の持つ尖った感じは少なく、アルコール度数の高さに伴ったまるみすら感じることが出来た。熟成こそ短いがそれでも一つの樽で取られたウイスキーの濃さを味わえる。
アルコールが抜けるときに感じる喉をひりつかせるその感覚が余市の尖った味わいと混同してしまったのだろうと思う。
こんなに美味しくてたった5年ならば、この先10,15,20年と一体味はどのように変化していくのだろうか。
それはまた正月の話として取って置こう。
そして次は。
余市12年ウッディー&バニラ
匂い
やわらさか
バニラ、甘さ、
金木犀
味
超複雑。
しおっけ、まろやかさ、苦味、香り高いが草、青さの香りかわからない。
柔らかい。栗っぽさ?
あっさり。が、後味が微かに残る。
バニラと聞いて、山崎のような感じかと思ったが全然違った。どちらもバニラだが、こちらの方が受けが悪いような気がする。まだあくの抜けきっていないバニラ臭とでもいおうか。
ただ、口に含めばなんとも洋風。
浮かび上がるイメージは横浜の洋館。潮風と白い外壁と青い海。
何十種類とウイスキーを飲んできて、これまたはじめての味。
こういう味にぶつかる度にウイスキーは楽しいなと思うようになって来る。
確かにウイスキーけれど、それはなにをもってウイスキーと自分が判断しているのかは分からない。
ラベルを隠し、これなんだと聞かれて答えれば、ウイスキーとは答えられないかもしれないが、
たしかにウイスキーだなという確信もある。
それはつまり、気づいていないだけで、どのウイスキーにも共通したものがあるからだろう。
それが何なのか分からないが、本当にそんなものがあるのかも分からない。
さて、余談として。
当日の時間やらなにやらをメールしていたときに、ふと、相手からの返答が止まった。
当然、待つ。が、返事は来ない。
その待ち時間に私はなぜか考えてしまった。
『余市 原酒 通販』と。
今までは余市蒸留所のサイトを見ても通販をしているとはかかれておらず、問い合わせることもなく諦めていた。
しかし、前述のキーワードを検索すると、とあるブログに注文できると書いてある。
これは!!とすぐに友人に教えると
ちょっとして返事がきたものの、そっけない。
で、その後しばらくして、
実は誕生日に用意してあるプレゼントは原酒だ。と心苦しげに告げられる。
私がそのサイトを発見し、友人へメールした後に行われた友人夫妻のやりとりを後で教えてもらったのでそれを持って今日は〆よう。
夫「おい、やばいよ!!あいつあのサイトにたどり着いたみたいだ(オロオロ)」
妻「え?本当に?(キョトン)」
夫「ショックッッ!!!(ボーゼン)」
妻「見ちゃだめっていいな!!(ワタワタ)」
夫「なんて返信しよう・・・・(ズーン)」
妻「見ちゃだめだ!っていいなよ!!(ワタワタ)」
夫「・・・いや、見たからメールしてきたんだろ。」(←急に冷静)