外事警察というドラマがあった。
今年、映画化されるらしい。

そのドラマが物凄く面白かった。
元は小説だが、ドラマから入り、それが面白かったものだから、読んでいない。

同じ著者の「ゼロ」を読んだが長過ぎたためか面白さよりも疲労感の方が今となっては鮮明だ。

そういった背景があっての本作。著者は違えど扱う「外事警察」の物語。


比べてしまわなければ、一層楽しめただろうという感想が一つ。

シリーズものの何番目からしいので登場人物が少し遠くなる。

そして、同じ様な殺し屋が出てくるのだが、前作には劣るであろう描写。

この三つが読んでいる最中ずっとつきまとう。

ならば、最初から読むかと言われれば「いつか」になってしまうだろう。

けれど、人気作家だ。
そうは問屋が卸さないだろう。

だから、その「いつか」をどこかで期待している。



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