大絶賛。
恋愛小説はあまり読みませんが、これは凄い。
突き抜けている感がページをめくらせます。
一目ぼれの小説。とでも紹介すればいいのでしょうか。
けれど、主人公は女性。
相手も女性。
だからと言って、簡単に同性愛でくくってしまうには、
熟語の意味が足りないのではないでしょうか?
そこを『一目ぼれ』という言葉で説明してしまうのは、
一目ぼれを軽く見ていた自分にして見れば、違和感が残ります。
けれど、
けれど、
一目ぼれとはそういうものなのかもしれません。
同様に愛という言葉は軽くも重くも使われ、
その在り方には決定的な説明をどこかで
拒んでいるところがあるのではないでしょうか?
それと同じと言ってしまうと乱暴かもしれませんが、
その人なりであり、その人格を無視した極致にある
一目ぼれの形の一つというのがあるような気にさせられました。
かわいらしい女性をみて『キュン』としてしまう。
それを一目ぼれと言っても間違いではないでしょう。
けれど、主人公の一目ぼれと比べると
まるで、ただの言葉遊びをしているだけのような
気がしてしまいます。
この一目ぼれの経過もさることながら、
行き先も凄まじいものです。
もう、この人の小説から離れられなくなりそうです。
『ほかに誰がいる』という題名も秀逸です。
ほかに誰がいる (幻冬舎文庫)/朝倉 かすみ

¥600
Amazon.co.jp
恋愛小説はあまり読みませんが、これは凄い。
突き抜けている感がページをめくらせます。
一目ぼれの小説。とでも紹介すればいいのでしょうか。
けれど、主人公は女性。
相手も女性。
だからと言って、簡単に同性愛でくくってしまうには、
熟語の意味が足りないのではないでしょうか?
そこを『一目ぼれ』という言葉で説明してしまうのは、
一目ぼれを軽く見ていた自分にして見れば、違和感が残ります。
けれど、
けれど、
一目ぼれとはそういうものなのかもしれません。
同様に愛という言葉は軽くも重くも使われ、
その在り方には決定的な説明をどこかで
拒んでいるところがあるのではないでしょうか?
それと同じと言ってしまうと乱暴かもしれませんが、
その人なりであり、その人格を無視した極致にある
一目ぼれの形の一つというのがあるような気にさせられました。
かわいらしい女性をみて『キュン』としてしまう。
それを一目ぼれと言っても間違いではないでしょう。
けれど、主人公の一目ぼれと比べると
まるで、ただの言葉遊びをしているだけのような
気がしてしまいます。
この一目ぼれの経過もさることながら、
行き先も凄まじいものです。
もう、この人の小説から離れられなくなりそうです。
『ほかに誰がいる』という題名も秀逸です。
ほかに誰がいる (幻冬舎文庫)/朝倉 かすみ

¥600
Amazon.co.jp