浅田次郎と言う作家の仕事に対する姿勢は、

その小説を読むと伝わってきます。

それほどに情熱が狂気が伝わってくる。


本作は『蒼穹の昴』の続編、清朝末期のうねりそのものを
描いた小説です。

前回の主人公の一人と関連のある人物が登場し、

前作にかぶりついた私としてはいつ、どのように邂逅するのかが

たのしみでなりません。

秋の夜長、2巻に伸びる手を引っ込めて

眠りの前には違う本を読むことにします。

中原の虹 (1) (講談社文庫)/浅田 次郎

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