ハンガリーの建築家、レヒネルの数少ない本の一つです。

ガウディと対比させられる事が多いと聞いた事はあるが、実際に対比させられているのは見た事がない。

実際、彼の作品とガウディとでは根本的に違う気がする。

それでも、彼の建築だとわかる個性的な建築が多く、曲線と装飾に彩られています。

この本で残念なのが、現存するものはカラー写真にしてほしかったことと、触れている物件の多さは良しと

して、解説が短いところでしょうか。

ただ、ざっと目を通して、彼の建築にさらっと触れるには大変良い本だと思います。


レヒネル・エデンの建築探訪―ハンガリー世紀末建築をガイドする (アーキテクチュア・ドラマチック)/寺田 生子

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