段々と歩みは遅く、道元その人の

思想に一歩一歩近づいてきている気がします。

ちょっと異色の『正法眼蔵』解説本。

人類学の研究者である著者のフィールドワークでの

経験を踏まえながら、入りやすく、道元へと

迫って行ける良い本です。

入門書として、そして、すでに一級の解説本として

成り立っているのは著者の見識の深さだからでしょう。

もう少し残っているので、蒸暑い今夜、

著者の言う、ラオスの小村に思いをはせながら、

読み終えたいと思います。






追伸

三日間の祭りで声を張り上げて、

本当に声が出ません・・・。道元との対話―人類学の立場から (講談社学術文庫)/岩田 慶治

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