さて、前回以上に理解が追い付いていない感がありますが気にせずにまいりましょう。

本日は3日目。

フォトリーディング⇒スーパーリーディング&ディッピング⇒キーワードの見直し

という順序で30分以内を目安に進んで行きます。
一冊目も二冊目も同じ内容のものなのでキーワードは統一して羅列します。

・形の背後
・イデア
・アルゴリズム
・コンピュテーション
・シェイプグラマ
・先験的
・意図
・定義
・秩序、無秩序
・デザイン
・問題解決
・問題を特定する
・静的な状態
・動的な状態
・ルイスカーン
・プロセス
・フォルマリズム
・背後の見えない論理
・社会(との繋がり)
・生成
・漢字のアルゴリズム

以上。

現在とりあえず抜き出したキーワードのほとんどは前回よりは核心に近いのではないかと思う。

そして、この段階(本当は昨日の段階)で疑問の作成を始めておこう。
なによりも、この質問を考えるという行為が大切だという事が前回から学んだことの一つだ。
質問を考える事によって、質問の推敲によって理解度が大幅に変わってくると言っても過言ではないだろう。

今回この本を読もうと思ったきっかけは、やはりこれからの建築の流行?はしり?になると思われる『アルゴリズム』建築を深く知りたいと思った事だろう。

しかし、読みやめてしまったのは、デザインというものの本質から説明したうえで、アルゴリズムの有用性を説くにあたって若干まどろっこしさを感じてしまったからにすぎない。

しかし、そうは言うものの、フォームとシェイプの違いなどをここらではっきりさせておくのは良いことだろう。

だからと言って、ここで『フォームとシェイプの違い?』などという質問を作るとものの数分でこの本を理解した気に慣れてしまうから恐ろしい。

アルゴリズムについての有用性に関してあまり認められていない部分があるのが現状だと思う。
簡単に言ってしまえば、『コンピュータが生成したデザインに本当に快適な空間を作れるはずがない』
『人間が、建築家が経験してきたことを活かしてこその建築だ』とアルゴリズムにまつわる誤解がまかり通ってしまっている。
これなんかは、ホリエモン事件の時の日本人の反応にそっくりな気がする。

全くの未知に対しての準備ができていないだけで、有用性、実用性のあるものを感場で切り捨ててしまおうとするあの風潮だ。

ということで、一つの質問は

『アルゴリズム建築の有用性、その理由とその方向へ進むことの意味とはなんなのだろうか?』

とりあえず今考えられる質問は上記のものにしておこう。
これはおそらく両書に適用できるので我ながら良い質問を思いついたと非常に満足できた。

ま、五日目は全然違う事を口走っているかもしれませんが…。