質問されたから。解答。



アタシは、なにも隠し事はしないの。


下の二人は、生まれた時から年の離れた障害児の兄がいる。


私は知的障害児者の支援活動をずっとしてきた。


二人は赤ちゃんの時から、小さな障害児から大きな障害者、

それを支援する、おじちゃんおばちゃん、おにいさんおねえさん、

というボランティアさんたちと共に成長してきたの。


なぜ「変」なのか。
なぜ「変」だと社会で生きにくいのか。

あのこの「変」と自分の個性に、なんの違いがあるのか。

ボランティアさんだって、変な人はいるし、

暴力ふるう子
泣き叫ぶ子
しゃべれない子
聞こえない子


なにより変なのは、自分たちの母は金髪で、
その手のかかる子たちと格闘してる。


誰でも喜ぶようなコンサート作って、
コスプレで踊ったり歌ったり何か企画したり、
とても変で面白くて怖い。


パパととても仲が悪い。


ママどんどん具合が悪くなってきた。



すべて、話してきたよ。



なんでこうなると思う?

何が変なんだと思う?

なぜ、あの子は突然泣いたり、
笑いながら叩いたりするんだろう?



他人の事には冷静に解釈できても、

兄の障害とか、
ママが再婚
兄の父親はどこかにいる
ママの親は生きてるのに
見たこともないし何もくれない
ママはパパと離婚するばかり言ってる
痛い痛い、何しても痛い言ってるママ。



小さい二人にはシンドイ話も、全部です。


判っているようで判ってないかもしれないし。


こどもだから判らないのではない、と私は思う。


知らなきゃ判らない。



兄の障害は一生なのだし。


どこが個性でどこが助けるべき行動なのか。

我が家に毎日居る家族だから。
理解して共存するのです。



そこに私が障害を背負っても、
家族の誰かが障害を負っても、
何も特別な出来事ではない。

誰にでも五体満足は奇跡だと、教えてきたから。




今、これが我が家の普通。


誰かが困っていたら手を貸す
理解する、代弁することは
うちの子には普通。


出来る事を考えて、
年齢に応じた家事を手伝う。

これは病人とか障害とか関係ないな。

私の価値観の中で、
普通の子育てをしただけよ。



障害者の兄は、
毎日皆の洗濯物を畳む。

自分の準備は自分でする。

服は綺麗に片づける。



教えたのは私だけど、自ら仕事を選んで、
家族の為になっている喜びで毎日続けているのは、
何より、おさむ自身なの。


そんなおさむを見て育ったマヤハヤは、
お手本にして朝ごはんを……


完全自立。_(┐「ε:)_アリガト


最後に理解したのはパパだった。


変なのw


って話です。(*∩ω∩*)



(mixi日記からコピペ)