6月の終わりくらいから吃音が目立つようになってきた。
それまでは、繰り返しと呼ばれる
た、た、た、たのしー。
とか、3回くらい同じ音を繰り返す事が多くて、吃音によって会話が聞き取りにくくて困った事はない。
それが、目立つようになってきて一言めを言う時、眉間に力が入る。顔が上に向く。目が上を見る。と変わってきた。
これが原因か分からないけど、6月の終わり頃庭で「水遊びしよー」と言いたくて吃った弟くんに妹ちゃんが「みみず遊びやってー」と笑った事があったらしい。
幼稚園の個人懇談でも、先生と話す私の膝に座っていた弟くん。
もしかしたら、内容を聞いて理解していたのかもしれない。
その日から3日間くらいがピークというか、急激に悪化した。
個人懇談の前日、去年からのお友達のお母さんに「吃音があって悩んでいるんだよねー」と初めて話してみたら、ビックリした様子もなく聞いてくれたので、吃音には気付いていたんだと思った。
そして、その3日後。
帰りに同じお母さんがいる所で弟くんの吃音が出た。
「かっかっかっかーだんにねぇー
おぁっ、おぁっ、おぁっおぁっおぁっおぁっーおぁーーながーーねー、あぃっあぃあぃっっってぇーーねーー」と。
こんな感じだったと思う。
私は聞き取ってあげないといけないと必死だった。
「花壇に?お花があったの?」
「か、か、か、カバン!」
と聞いて、持っていた弟くんのリュックのポケットに手を入れてみたら、シロツメグサが入っていた。
「ま、ま、ま、まぁ〜まぁに〜」と言ってくれた弟くんに
「そっか。ママにお花つんでくれたんだね。ありがとう」と言いながら、泣きそうになった。
横にいた、お友達のお母さんも弟くんの喋り方にビックリした様子で「心配だね」とだけ言っていた。
その日の夜か翌日の夜だったか忘れたけど。
喋る時に深く息を吸って言葉を出す様子が見られた。
何とか上手に言葉を出す方法を探っていたのだと思うけど、そのせいで余計に喋りにくくなり、
「なんでこんなに苦しくなっちゃうんだろう」
と弟くんが言った。
それに加え、吃りすぎて途中で何を言いたかったのか忘れてしまったり、
吃りすぎて「後で落ち着いてからにする」と自ら言葉にするのを諦めてしまったりもした。
苦しそうだった。
「おいしゃさんにいく」と言いながら苦しそうに、うっぷしてる弟くんに
「おいしゃさん、今いっぱいですぐ行けないの。
○くんみたいに苦しくなってるお友達がほかにもいるんだって。だから、もう少し待ってね」
「大丈夫だよ。ママ待ってるから、○くんはいっぱい喋っていいんだよ」
と言いながら背中をさすってあげると
「まま、ありがと」
「背中をこうしてくれてありがと」
と言ってくれた。
翌日、幼稚園の先生には
○時間がかかっても話を最後まで聞いてあげてほしい。
○ゆっくり、落ち着いては言わないでほしい。
と、伝えた。
先生は周知します!と言ってくれて、弟くんはこの後、苦しいと訴える事はなくなった。
でもね、吃音が落ち着いたかと言うと、そうではない。
昨日から吃るとき、口を大きく開けて舌が見えるような感じで喋り方を模索している感じ。
そして、今も、お姉ちゃんと楽しそうに遊んでいるけど、
こ、こ、こ、こぉーっちにぃー
き、き、き、きぃーてぇー
僕の、ま、ま、ま、ま、ま、ま、ま、ま、ま、まーとぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱーはー
ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼぉーくのーーー
こ、こ、こ、ことがーーー
だ、だ、だ、だ、だ、だ、だ、だ、だいすきなんでーす。
めめめめめめめっーちゃきんきょーしたー。
と、発表ごっこしてます。
もう、最初の言葉だけ吃るとかではないし、10回以上言葉を重ねる事も多々ある状態。
弟くんの吃音、治りますように。
