もしも妊娠していても、産めないでしょ。
産めないよ。
無理だよ。
と思っていた。

初診を終え、家に帰ったけど、落ち着かなかった。
3時半には双子が小学校から帰ってくるのに、副鼻腔炎の治療で通っていた耳鼻科の午後3時からの診察に飛び込んだ。
産婦人科の先生が耳鼻科の先生と相談して、薬を中断できる状態か聞くよう言ったからだ。

産めないと思っていたはずなのに、身体はちゃんと赤ちゃんを守ろうと行動し始めていた。

本当はあと半月近く飲む予定の薬だったけど、飲むのは止める事にした。
レントゲンもプロテクターをして1回だけなら大丈夫だから撮っておいで、と産婦人科の先生は言ったけど、耳鼻科の先生は「そんな怖い事できません」と顔を引きつらせて言ったので、もちろんやめた。


帰宅が3時半ギリギリになってしまい、家に帰るとお嬢ちゃんが玄関で座りこんで、私の帰りを待っていた。