今回のメニュー

 

・心エコー

・診察

 

 

エコーは楽しいな

エコー検査。左向き、やや左向き(少し身体を起こす?感じ)、仰向け、の順番で。

機械から、時々心音と思われる音が聞こえる。

それは時に、生まれたて猫の鳴き声のようであり、哺乳類の魚(矛盾してるか)の鳴き声のようであり、グワックワっという音であったり、聞いていると面白い。

 

時々、「息を吸って~」、「止めてください」などの指示がある。一度、思わず吹き出してしまった。咳払いでごまかした。申し訳なかった。2回目はうまく出来た。

真面目にしないといけない場面で、真面目にできん。

笑ってはいけないような場面で我慢するのがなかなか難しい今日この頃である。

 

 

診察

 

診察までの待ち時間が結構長くて、同じような他の患者さんに何度か話しかけられて、私は嬉しかった。

会話って、たのし~!ありがとうございます。

 

いよいよ呼ばれた。

エコー検査も、特に問題ないとのこと。「この数値もこうだから・・・大丈夫ですね!」と。

英語で書いているので何のことだかさっぱり分からないが、とにかく大丈夫ということは伝わったので、よかった。

できればその、英語の意味を、私は知りたいです。今度のときは、聞いてみてもいいかな。

 

「新しい生活は慣れてきましたか?ホームシックになったりしない?」と聞かれて、「慣れてきました。それが不思議とならないんですよね~」と笑った。

「胃が痛くなったりもしない?」と聞かれて「なってないです」と答える。

私はバイアスピリンを服用しているが、これが胃のあたりに負担をかけやすい薬らしい。年齢が上がるにつれて(胃の)症状が出やすくなったり、環境の変化によるストレスで・・・ということもあるらしい。もし痛くなったらその時は言おうと思った。

 

次回は診察のみ、まだ引っ越して来て日も浅いことから2ヶ月後となった。

検査無いの、正直さみし~!でも、また来るよ。

 

 

 

 

 

 

引っ越して来てから初めての歯医者に行った。

前回は3月に行ったので、4ヶ月ぶりだ。

歯科検診、ということで予約した。

 

 

今回のメニュー

 

・問診票を書く(目的・持病など)

・歯医者・治療の説明、症状について話す

・歯や歯肉の状態チェック

・レントゲン

・歯などの写真撮り

 

 

歯磨きはちゃんとしようと、心に誓った

 

問診票には、飲んでいる薬、基礎疾患のこと、手術の時期・内容を書く欄があった。

お薬手帳を持っていたのでそれも一緒に提出。

手術については、絶対ぜんぶ書き切れないため、注釈を入れながら最新のものだけ書いた。

 

歯医者について説明を聞く。優しい笑顔のお姉さんで嬉しい。

症状について聞かれて、最近気になっていた「口を大きく開けると右の奥の方が痛い気がする」件について伝えてみる。

歯が痛い、というよりは筋肉が痛い、という感じだ。うまくいえない。

 

その後、歯の状態を診てもらったり、レントゲンなどで写真を撮ったりした後、ついに先生が登場する。

 

「見させてもらったんですが、奥歯と奥歯で噛みしめたとき(「イー」の口になったとき)、下の前歯がほとんど見えていないんですね」

 

たしか、過蓋咬合(かがいこうごう)という状態。下の前歯が見えないくらい、上の歯のかみ合わせが深い状態。

鏡で見てみると、なるほど!たしかに下の歯が見えない。新発見である。

 

「この状態、矯正も考えていい状態なんだけど、(※おそらく、私の場合)歯を抜かないといけないんですね・・・

 

 

・・・は?(歯だけに)

 

嫌である。できれば避けたいでござる。これが本音である。

 

ただ、2年前に手術したばかりであることなど、リスクの方が今は大きい、とのこと。そのためいったん保留。

ちょっとホッとした。

先生が、今回調べた色んな検査の結果を精査してくれるとのことだった。

 

 

 

その他結果はこちら

 

4mm以上の歯周ポケット:あり

 

歯の動揺:あり(上の前歯2本!!)

 

歯肉の腫れ:あり

 

※歯茎、出血しやすい

 

プラーク・歯石の付着状況:多い

 

虫歯:なし

 

 

意外とまずいじゃねーか、おいポーン

 

歯磨きは、ちゃんとしようと思いました。

 

例の噛み合わせが原因で、口が開きやすくて(?)、口が渇いて汚れがつきやすい、というのも原因らしい。

そういえば、口が渇きやすいと思っていたけど、これが原因だったのかなと思った。

そこをどうするか、どうやって対処していくかも考えていきましょう、とのことだった。

 

 

心疾患のある人は特に、感染性心内膜炎のリスクが大きい。

バイ菌が入る原因で多いのが、虫歯。

その治療だったり、歯を抜いたりする際にも、バイ菌が入ることがあるそうだ。

だから、まずは虫歯にならないように1日3回歯を丁寧に磨くこと、虫歯等になったら、ちゃんと心臓のことを伝えて治療してもらうことが大事だ。

先生も、教えてくれた。ありがたい。

 

詳しくはこちら↓

 

 

 

・・・私は歯磨きを、昼はやらないことが多かったので、これからはちゃんとします。

 

 

 

ちなみに私は永久歯になってからは虫歯にはなっていないが、乳歯の時とんでもない量の虫歯が見つかったことがある。

これについてはまた今度書きたい。

 

次回は、歯石をとってもらうことになった。来週行く。

そのときは、歯磨きの上手な方法を聞けたらいいなと思っている。

 

歯医者の皆さん、優しくて、雰囲気も明るくて、とてもいいところだった。

いい出会いに感謝である。

 

 

 

 

前回↓

 

 

 

 

まだ恋人同士だった時に書いた文章です。

重い重い!!って思うけど、これが当時の心境なので、記録として残しておきます。

 

 

ーーーーーーー

 

 

レッテルを貼られないかという心配は、杞憂だった。

でも、私は今だって、自分のことを伝えるのが怖い。伝えたことで壁ができてしまったら、気を遣わせてしまったら。それが嫌だから、今は必要でない限り、または質問されない限り、持病については言わないことにしている。

自分のことを分かってもらえないことも、傷つくことも、生きていればそりゃもちろんある。私自身にも、もちろんあった。逆も然りだ。悲しいけれど、悔しいけれど、それはもうしょうがないことなのだ。
でも、ちゃんと分かってくれる人・分かろうとしてくれる人は、向き合ってくれる人は、きっとどこかにいるはずだ。
だから大丈夫だよと、知られることを過度に恐れていた昔の私に言ってやりたい。

普通にお話ができることが、一緒に楽しく過ごせることが、たまらなく嬉しくて幸せだった。私が怒らせてしまったり、逆に私が「ちょっと嫌だなぁ」って思うことも、少しはある。相手にももちろんあるだろう。でも、全部ひっくるめて、こういうやりとりができることが嬉しいなと感じている。

 

先日電話で、「これからの話」をした。私とのこれからを考えてくれていることが、とてもありがたくて嬉しかった。

今後、どうなるかは分からない。
何があるのかなんて、誰にも分からない。
今は遠距離恋愛で、次いつ会えるかも分からない。分からないことだらけだ。

色々大変なこともあると思う。
未来のことを今後ちゃんと考えるとしたら、再手術の可能性、妊娠出産がどうこうなど、今後私に起こりえることも伝えなくてはいけないと思っている。三回目のカミングアウトをするのは、正直、とても怖い。その「起こりえること」は、私にも分からない部分が多いから尚更。これは誰にでも言えることだけど。

心配はもう十分にかけているし、もしこの先もとなったら、これからもかけてしまうだろう。迷惑だってたくさん。それが申し訳なくて、苦しくて不安でこっそり泣いてしまうこともある。気が早いか。重いかな。でも、こういう気持ちが心の中にあることも、事実なのだ。
だから、考えすぎてしまうことを、たまに泣いてしまうことを、今はどうか許して欲しいなと思う。

一緒にずっといられたら、それはものすごく幸せなことだ。私はずっと一緒にいられたらいいなって思っている。あの人のことが大好きだから。

 

でも、何があっても、どういうことになったとしても、

「ながく元気でいて欲しい」という願いと、
「私を受け容れてくれてありがとう」の感謝

これは絶対に、今後何があっても変わらない。

 

 

前回↓

 

 

 

一方で、身体についてまだ話していないことがあるというのが、心に引っかかっていた。どこまでお話すべきなんだろうと考えた。これは、未だに何が正解なのか分からない。


まだお付き合いの段階じゃないし、学生同士だし、深く話して引かれたらどうしよう。

でもずっと話さないでいて、後でお互いに後悔するのは嫌だ。

 

恐れていたのは、後で判明した時に、困らせたり、傷つけたりしてしまうこと。そして、自分が傷つくこと。

後で分かって、彼が動揺している姿を見るのは嫌だった。「こんな大きな事情がある人だったなんて」、みたいな。


そう思った私はとりあえず、「話すことリスト」を日記の中にこっそりと書き込んだ。絶対話さなきゃいけないことと、深い仲になったら話すことのふたつに分けた。書いておけば、いざという時に思い出せると思った。

 

 

 

2回目のお出かけ。ゆっくりとお話できる、カフェにも行った。

私の身体のことを改めて聞かれて、私はかなり多くのことを喋ってしまった。「話すなら今しかない」と思ったんだと思う。あのリストに書いたほとんどのことを喋ってしまった。二回目のカミングアウトだ。

 

 

 

利尿剤などの薬を飲んでいること。

障害者手帳を持っていること。
手術を何度か受けていること。

 



手術を受けた、といえば傷があることもおそらく察するだろう。
ちなみに、私の身体はスリムなんてもんじゃないくらい細くて、健康的とはとてもいえない。その上、傷もあるのだ。傷を消したいなんて思わないけど、でもやっぱり、気になってしまう。
私は自分の見た目が、当時好きではなかった。自分さえ好きになれないものを、受け容れてくれるのだろうか。

そういう怖さもあった。

おまけに私は口下手だ。このお出かけの時、私は上手く話せなかった。
なのに、こんな話はできてしまった。話しすぎた。やってしまった、と思った。
いきなりこんなヘビーな話をしたのだ、絶対驚かせてしまっただろう。
でも、ちゃんと聴いてくれた。

 

 

あの時、「しなない?」と聞かれたと、記憶している。
こんなに心配してくれる、というか、向き合おうとしてくれる人は、家族以外にいるかな、と思った。

だからもう、これで関係が発展しなくなったとしても、今後仲良く出来なくなったとしても、それでいいやと思った。
ちゃんと向き合って考えてくれたんだから、あんなに真剣に聴いてくれたんだから、寂しいけれど後悔はないと思った。

 

帰りの電車で、そして、家に帰ってからも、自室で泣いた。

コミュニケーションが上手くとれなかった悔しさ・申し訳なさと、ちゃんと聴いてくれたことへのありがたさ、色んな気持ちが溢れて泣いた。


お互い状況が落ち着いた次の月に、3回目のお出かけをした。

また一緒にいられるということに、本当に本当にホッとした。嬉しかった。

その日、私に初めての恋人が出来た。

彼は、いまの私の夫である。

 

 

次↓

 

 

 

 

小学生の頃の思い出↓

 

 

 

時は過ぎ、大学生になった。同じ学校の先輩と知り合い、連絡を取るようになった。


彼とのメッセージのやりとりは、ゆったりしていて楽しかった。

男性とこんなに連絡が続くことも初めてだった私は、穏やかな気持ちの中にドキドキを感じていた。

 

メッセージのやりとりの中で、あるきっかけがあって、私の身体のことをサラッと話した。

話の流れで、「小さい頃、病院にたくさん行っていた」と伝えた流れだった。

 

 

 

・心臓に持病があること

・走ったり等の激しい運動はできないこと

 

 

 

…などを伝えた気がする。

これが、はじめのカミングアウトである。ドキドキしたが、(メッセージ上で)彼はちゃんと聴いてくれた。自然なやりとりだった。あたたかい言葉もくれて、泣きそうになった。すごくホッとしたのを覚えている。

 

 

その後ひと月ほど経って、一緒にお出かけに行くことになった。初めての、男性との本格的なお出かけ!心の中がお祭りワッショイみたいな気持ちになって、でもとても嬉しかった。

あとはちゃんと話せるように、自然に振る舞えるように。自分のコミュニケーション能力のほうを心配しながらも、当日は楽しく過ごすことが出来た。

 

そのお出かけが本当に楽しくて。「また一緒にどこか行きたい」というメッセージが届いた時は、本当に嬉しかった。

 

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