慢性骨髄性白血病特効薬スプリセル服薬187〜193日目。3月20日〜26日。



卒業式がありました。

今年の卒業生も、2年間担任をして送り出しました。

最初はすごいやつらでした。

話は聞かない、時間は守らない、俺のことを呼び捨て。。。

冗談でもかわいいなんて言いたくないやつらでした。

そんな子どもたちが、気が付けば、ものすごく立派になり、今までで一番かもしれないくらい感動的な卒業式をプレゼントしてくれました。

2年前の卒業生も、立派でかわいい子どもたちでした。

でも、今年の卒業生は、最初のスタートがマイナスだったこともあって、成長していく姿をたくさん見てきたので、より思い入れが強く、卒業式では涙をおさえることができませんでした。

卒業生はみんな等しくかわいいので、順位づけなんてあるわけないですが、2年前は泣かないで今年は泣いたなんて言うと、2年間の卒業生に怒られるかな〜笑


今年の卒業生が少し特別だったのは、やはり、自分の病気が発覚したときに担任をしていた子どもたちだったから。

ちゃんと卒業させられるのか?
いや、まず、卒業式まで生きていられるのか?
とか思って、学校に行くのが精神的に辛かったときもありました。

でも、そんなときに元気をくれたのが子どもたちでした。

教室で彼らといるときは、病気のことを忘れられました。

そんな特別な子どもたちだったので、すごく悩んだのですが、卒業式の前日に、自分の病気のことを話しました。




長くなりそうなので、続きは次回にします。