コロナの影響で随分と人を呼ぶ機会の少なくなった我が家だが、
それでもちょっとしたお客様が来る機会は少なからずある。
ヨーロッパはおもてなしの文化。
日本でお客様をお迎えするときは、素敵なレストランへ招待するのがほとんどかと思うが、イタリア含むヨーロッパではそうはいかない。
自宅に招くということが最高のおもてなしとされているからである。
だからといって、かしこまった料理を用意するのかというと
そうでもなく、
普段の料理にプラスアルファのようなものが多い。
料理の内容よりも、和やかな時間を一緒に過ごす
ということに重きを置いているからであろう。
また大勢の人数で食事よりもお喋りをという場合には、
敢えて立食パーティー風にすることも多い。
パスタやセコンドなどはなく、あったとしても作り置きのできるようなもののみで、
前菜をメインに食べやすいサイズの、いわばフィンガーフードのようなものが大活躍する。
以前『by them』にも掲載されたものではあるが、
我が家の簡単フィンガーフードはこんな感じ。
市販のパイ生地やグリッシーニなども時にはうまく活用する。
おすすめは
イタリアンソーセージとチーズのミニクロワッサン風
パイ生地を二等辺三角形の形に切り、
その上に皮を取り除いたイタリアンソーセージの中身を乗せる。
薄く切ったエメンタールチーズも乗せ、
くるくると巻く。
表面にジェノベーゼソースをハケで塗ってオーブンへ。
きれいな焼き色がつくまで15分前後焼き上げたら出来上がり。
クロワッサンの三日月形をみて幸せを感じるのは
きっと私だけではないものと。笑
パイ生地は本当に便利。
キッシュも生地から作ることもあるが、品数が多い場合には
市販のものも使用する。
デザートにもパイ生地は大活躍！
アップルパイやミルフィーユ。
日本で好きだった源氏パイも今やパイ生地で簡単に作っている。
そういえばパイの実も娘と一緒に作ったりしている。
こんなことを書いていたら、
ついついお菓子が食べたくなってしまう。
夜も遅いので我慢をして寝ることに。笑
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