ドレッシング文化の国からドレッシング文化のない国へやってきて思うことは、
素材の味をいかに生かしてシンプルにいただくかということ。
それゆえに、味覚もどんどん研ぎ澄まされるし、
添加物アレルギーの夫付きの我が家の場合はなおさら。
ドレッシングには驚くほど体に宜しくないものが混在している。
無添加で作ったら1週間しか持たないものが、半年近くも持つのだから
やはり訳があるのだろう。
とはいえ、サラダには
オリーブオイル+バルサミコかワインビネガー+塩
という組み合わせにも飽きがくる。
やはり私は日本人だなあと思う瞬間でもある。笑
バリエーション豊かな食を持ち、
世界各国の料理を、それこそハイクオリティにていただける日本。
添加物云々はこの際置いておき、
やはりこのスローフードベースの国にいると
その対比に圧巻し、
我が祖国ながら、別の異次元の国のようにさえ思える時もある。羨
ないものは作る。
これはイタリアに住む日本人の鉄則のようなものだろう。
美味しいドレッシングがなければ作ってしまおうと思いたって作り、
今ハマっている我が家のドレッシング2品と
その活用法を日本食糧新聞社、たべぷろさんにて掲載中。
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ピンクグレープフルーツで作るちょっと洋風な豚しゃぶは
今や我が家の週1メニュー。
夏に食べたくなる一皿。
今日は何年かぶりにサルティンボッカを作っていた。
言わずと知れた、ローマ名物。
手抜き料理とも言えるくらいに簡単なのは、
素材に最良のものを利用するためかもしれない。
素材の持ち味を生かすため、火も極力通さない。
使われるのは子牛の太腿部にあたる、
noce di vitello / ノーチェ・ディ・ヴィテッロ
とても貴重な部位とされている。
こういう手抜き料理のような簡単なものこそ、
小さな所作にコツが隠されている。
そこが美味しさの分かれ目でもある。
詳しいレシピは今日明日中にも掲載予定。
どうぞお楽しみに♡
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