桃のおいしい季節となった。
桃のトルタ(ケーキ)を焼いている間、
娘S は残り3日となったオンライン授業の最中だった。
 
最終週とあって、半分は遊びの時間にもなっているようである。
3ケ月半、みっちりと勉強してきたのだから、
それもありかと思う。
 

 

キッチンで桃を切っていると、

娘が走ってやってきて、冷蔵庫を開けたりフルーツバスケットをあさったり。

 

どうしたのだろう?

と不思議に思いながら、桃をケーキ型の底に敷き詰めていた。

 

桃のケーキは林檎のケーキを超える大好きなもの。

料理教室でも1,2位を争う人気メニューだが、

見た目が良くないのが難点で、

ここ数年は教室ではごぶさただった。

 

潰れた形の桃。

こちらが桃の中でもダントツにおいしい。

甘みが強く、ジューシーで、

ケーキに使用するのが勿体無いくらいだが、

それでも今日は黄桃と一緒に使用していた。

 

 

 

ケーキをオーブンに入れた時、

オンライン授業用のパソコンから大きな声が聞こえてきた。

思わず気になって覗きに行くと、、、

どうやらフルーツや野菜で顔を描いていたようである。

そしてそれをオンラインでお披露目会。

 

子供の創造力は豊かだなあと思う。

私がケーキ用に使用していた桃は、目に使われていたのだから。

 

 

 

 
こんな時、ふとここはモンテッソーリ教育が生まれた国だったと思い知らされる。
そしてレッジョ教育も!
 
でも、百はある。

子どもには 
百とおりある。
子どもには
百のことば
百の手
百の考え
百の考え方
遊び方や話し方
百いつでも百の
聞き方
驚き方、愛し方
歌ったり、理解するのに
百の喜び
発見するのに
百の世界
発明するのに
百の世界
夢見るのに
百の世界がある。
子どもには
百のことばがある
(それからもっともっともっと)
けれど九十九は奪われる。
学校や文化が
頭とからだをバラバラにする。
そして子どもにいう
手を使わずに考えなさい
頭を使わずにやりなさい
話さずに聞きなさい
ふざけずに理解しなさい
愛したり驚いたりは
復活祭とクリスマスだけ。
そして子どもにいう
目の前にある世界を発見しなさい 
そして百のうち
九十九を奪ってしまう。
そして子どもにいう
遊びと仕事
現実と空想
科学と想像
空と大地
道理と夢は
一緒にはならないものだと。

つまり
百なんかないという。
子どもはいう
でも、百はある。

ローリス・マラグッツィ(田辺敬子訳) 
 
※ローリス・マラグッツィはレッジョ教育の礎を築いた社会心理学者、教育哲学者
 

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