コトレッタ
自家製エピパンを添えて
( 普段の夜は大抵和食 )
今年の夏、日本のホームセンターで探し回っていたものがある。
結局はどこでも見つけられず、最終的にアマゾンでようやく見つけていたのだが、配送までの時間が2週間と長く、イタリアに戻る数日前だった私は泣く泣く諦めて帰宅していた。
それは、、、
エディブルフラワーである。
食用花。
最も日本で探し回っていたのはタネのほうである。
来週の月曜は私の誕生日。
誕生日が楽しい年ではとうになくなっているが、
なにせこちらではいくつになっても誕生日は盛大にときている。
今年はロックダウン中でもあるため、みんなで集まることはしないつもりだが、
それでも同敷地内に住んでいる家族には、ケーキやら日本食やらのお裾分けをする。
誕生日ケーキ。
今年はフルーツタルトにお花を飾ってちょっとスタイリッシュなものにしたい♡
そう考えながら、アマゾンイタリアで見つけたエディブルフラワーを購入していたのだった。
到着日が27日とあったので、誕生日当日だしと購入していたのが一昨日。
ところが蓋を開けてみたら、なんと今日既に届いてしまったのである。
日光を遮断する袋には入っていたものの、
中はいきなりプラスチックに入ったエディブルフラワーが!
しかもケースは10cm×10cmという小ささ!!
蓋を開けてみると、、、
3分の1は萎れて使い物にならない様子。涙
よくよく見てみると、4度くらいの冷蔵保存と書いてあるのに、
どうやら通常配送でやってきた模様。
道理で既に萎れてダメになっている訳である。
だから、やめておきなって言ったのに
とは隣で覗いていたイタリア夫。
そして更に、
そんなのに10ユーロも払う人なんていないよ!
とまで馬鹿にされてしまった。
正確には7ユーロである。
送料が3ユーロだったから。
花が枯れないようにと、キッチンペーパーに水を湿らせてその上に花の茎がくるように並べ直して冷蔵庫に入れたものの、夕方覗いてみたら半分以上が更に萎れてしまっていた。
まともなものは3、4つくらいである。涙
誕生日ケーキまで持たないと判断した私は、
どうでもいい今日の夕飯、コトレッタの脇に添えてみる。
ママ~、お花の匂いがちょっとくさいよ〜
えええ???そんな!!!涙
幸いタネも一緒に購入している。
到着はまだだが、
素直に鉢植えが出来る日を待つことにしよう。
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