地元の人こそ観光地に疎いとはよくぞ言ったもの、そう思う。
もちろんそうではない人もいるに違いないのだが、私の場合は正にこの言葉通りで、ローマに居ながらにしてコロッセオの内部に入った事がなかったのである。
外からは何度も眺めていたこの巨大建造物も、中はこんなに圧巻の地だったなんて！
そういえば、イタリア夫も入った事がないらしい。苦笑
もしあったとしても、学校行事の一環くらいであろう。
彼は私よりもローマを知らない！笑
この圧巻のスケール！
コンピューターもない時代に、このようなものが人の手で設計されていたことに改めて驚きを隠せない。
そして高校時代の世界史の授業が、懐かしくフラッシュバックしていく。
世界中から運ばれて来た猛獣や動物たちは、この真ん中部分の地下の檻に入れられていたようである。
陽の光がすっかりと遮断されていた地下。
何だか想像を絶する世界である。
運ばれてくる道中で弱った動物をケアする人ももちろんいたそう。
歴史に想いを馳せながら、今日はゆったりとした1日を過ごしていた。
いつか娘Sと一緒にまた来よう！
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