イタリアがコネ社会というのは、以前ブログの記事にも挙げていた。
ある意味、コネがないとまともな生活すら出来ないといってしまっても過言ではない。

夫の肩に激痛が押し寄せ、手も上がらなくなってしまった時。
助けてくれたのは、仲良くしているママ友の旦那様。彼は大きな大学病院で整形外科医の主任をしている。
オペの日に夫を呼んでくれ、オペとオペの合間にさっと診察、そして注射など適切な処置を施してくれた。

そして今回の私のヘモグロビン治療は、看護師のその奥様=ママ友が助けてくれた。


まともに予約をしていたら?
まず繋がらない電話と格闘すること30分!
散々待って、ようやく自分の番になったというのに電話を切られてしまったこともある!

そして電話口に受付の人が出てくれても、予約がもらえるのはかなり先だったりする。
1週間後、などと言われたら、ラッキーと手を合わせて喜ぶくらいだから、いかに日本が便利かお判り頂けると思う。


予約というストレスフルな作業を取り除いてくれただけではなく、診療までしてくれたママ友夫婦。
彼らにきちんとお礼がしたいと思っていた。

一度はママ友と彼女の息子、私と娘の4人でお寿司を食べに行き、ちょっとした恩返しはしていたつもりだが、お寿司に目のないという旦那様にこそ、美味しいお寿司をご馳走したい!とかねてから思っていた。

そして今日がその日だった。
相変わらず39度の熱のある私は、到底ベッドからなど出れるはずもなく、、、涙
きっとお寿司すら口に出来る状態ではなかっただろう。

一度、娘の急な発熱でドタキャンとなっていたこともあり、今日は私抜きでもみんなでお寿司を堪能して欲しかった。

私が熱、などと口にしたら、
じゃあ、またの機会にしましょう!
と言われるのは目に見えている。

それに、、、
恩返しというほどのことでもないが、やはり時間が空けば空くほど相手の好意を無にしているかのような罪悪感が強くなっていく。

これは私が日本人だから?
イタリア人夫は、こういうことをあまり気にしない。
それが益々腹ただしく思うこともあり、今日は先方には私のインフルの件は知らせずに、夫と娘に出かけてもらった。
相手に伝えるべきだ!とムッとして出かける夫。

でも今日もまたドタキャンにしてしまったら?
折角先方もこの日を空けておいてくれたというのに?

ブーブー言いながら出かけた夫だが、最終的には先生にもとても喜んで頂けたと嬉々としながら帰宅していた。
穴子が美味しいと勧めたら、とっても喜んでおかわりまでしてくれていたそう!
取り敢えずはよかった。


私の場合、
お寿司の話を聞いても食べたいとすら思えない食欲の無さが悲しいところである。
明日で4日目。
さすがに明日は熱が下がってくれるかな。


イタリアの解熱剤のすごいところは、かなりの即効性があること。
実は薬を飲んで少し元気になったつもりの時間に、こうしてブログを書いている。
ただし、、、
6時間たつと、効能がきっかりと無くなってしまう。涙

恐るべし、インフルパワーである。

今日の食べログ写真はないため、日本で頂いたお寿司の写真をイメージとして掲載しています。

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