昨日はシャンティへの温かいコメントを沢山頂きまして、本当にありがとうございました。
きちんと皆様に返信をするつもりではおりますが、少し時間を頂いてしまうかもしれません。
ご理解頂けましたら幸いです。



シャンティの容態が急変した夜中、身体をさするだけでも激痛が走るようでキャインキャインを泣き叫んでいた彼女。
神経質な夫はここ数日、眠る事も出来ずにシャンティの側にいたのだが、その彼が今朝、真っ赤に腫れた目をきつくしながら私のところへやってきた。

もうこれ以上、シャンティを苦しませるのは耐えられない。
やれることはすべてやった。
もう静かに休ませてあげたい。


夜中の悲鳴を聞き続け、彼女の尋常ならぬ痛みの強さを悟った今、私も素直に同感していた。
シャンティはとても痛みに強い犬。
頸椎が折れていた時だって、自力で立ち上げって歩いていたくらいだから。
そのシャンティが今や、痛み止めすら効かずに痛い痛いと泣き叫んである。

今朝はとうとう起き上がることすら出来なかった。

夫は強い意志と共に、獣医の元へ向かって行った。
いつもかかりつけの北ローマにある病院へではなく、違うところへ。
義理姉宅に長年いたブラジル犬のサオが亡くなった時に、義理姉宅に来ていた獣医のところへ。

正直、自分たちの決断が正しいのかどうかなんて分からなかった。



数時間後に夫が帰宅した。
その獣医は、私たちがかかっている女医さんに連絡をしてシャンティについて暫く話し合ったという。
そして、

まだ3歳にも満たないシャンティを永眠させる事に強く反対し、治療方法を変えて様子をみることを勧めた

薬を更に強いものに変えて、様子をみるというものだった。



シャンティの痛みとの戦いがまた始まる。
これがシャンティの運命なのかな、と思った。
辛いのだけど、少しほっとした。

どうなるかは分からないけれど、
シャンティはまだ生かされている。
生きるべく努力を必要としている。

交通事故で亡くなった母親の分までしっかり生きるつもりなのだろう。
今は、一緒に頑張るしかない。
辛い事ばかりだけれど、それでも今は出来る事をするだけ。
大好きなシャンティのために。



当時、1歳にも満たなかったシャンティ

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