明日は久しぶりの料理教室。
明日に備えて、試作を繰り返していた昨日と今日。
キッチンは、私が無心になれる空間。
そういえば、気がつくといつもキッチンにいる。笑
本を読むのも、大抵はキッチンのアイランドでである。
朝は陽の光が一番に注ぎ込む場でもあるから。


今日が3回目の試作となった、
オレンジ風味の人参ケーキ。
満足のいく出来映えとなる。

イタリア人の先生から習ったレシピだが、
特にドルチェの場合は日本人には修正が必要な場合が多い。
砂糖や小麦粉、ベーキングパウダーを必要以上に使用していることが多いからである。
今日は日本人好みの甘さ控えめに修正をする。

下は、アーティチョークのサラダ。
アーティチョークは柑橘との相性が良い。
本当は、オレンジとグレープフルーツの間の子を使用したかったのだけれど、生憎シーズンは過ぎてしまったそう。

明日はアーティチョークのラザニアを作る予定なので、これに合わせたおまけの一品にと考えている。




昨日より、我が家の愛犬シャンティの暗い話題で申し訳ないと思いつつも、、
今日、夫はこんなことまで言い始めていた。

これ以上シャンティが苦しむ姿は見たくなし、なにより苦しませたくない。
牧羊犬は本来は思う存分走り回る犬。
それが歩くこともままならないだなんて、彼女にとっても生き地獄だ。
出来れば安楽死をさせてあげたい。

、、、と。
身体が凍り付いてしまった。

私は、
手術で痛みがなくなる可能性があるのであれば、そちらにかけたいから。
シャンティが老犬なら話しはわかる。
でもシャンティはまだ子供。
彼女にはまだまだ人生を謳歌する余地が十分にあるはず。

ペットの命が飼い主に委ねられてしまうこと。
これが一番心苦しい。
ペットの本心を尊重することが出来たらどんなにかよいのだろう。

ここでこんな風に書いていながら、心の奥では何度も何度も自問自答を繰り返してしまっている私。
そんな自分を敢えて”無心”の場へ追いやりたくて、今日は1日キッチンに立っていたのだった。

正直すがれるものにならなんでもすがりたい今の私。
藁にでもなんでも。

これが動物を家族に迎えいれるということ。
決して楽しいことばかりじゃない。
動物も人間と一緒でよい時も悪い時もある。

それでも明日は、、、
少しでも元気になっていますように。
そして雨続きのローマにも晴天が訪れますように。
きっと明日はまた違う一日。 

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追記となります。
コメントを更に数名の方々よりも頂いておりまして、既に承認、お返事までしてはいるのですが、何故だかこちらには反映されておりません。涙
折角コメントを頂戴しておりますのに、該当の方々には申し訳無く思っております。