今日は2回目のヘモグロビン点滴の日だった。
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ちょうど1週間前に行った1回目。
目に見えて効果が感じられ嬉々として帰宅したのも束の間、翌朝は酷い吐き気と胃痛に見舞われて大変だった。
今日はその事も伝え、ヘモグロビン→葉酸&ビタミンB12の点滴の後、胃を保護する薬剤も追加してもらっていた。
2時間の点滴の間、本を持参しなかったことを後悔しつつ、窓からのローマ郊外の街並みを眺めていた。
ここのところ体調に色々とガタがきているのは、例え些細な事でも、自身の身体をきちんと”ケア”してあげなかったからだろう。
こまめな検診やケア。
子育てを言い訳にしてきた”ツケ”とでもいうべきか。苦笑
ふと、対人間も一緒だと思う。
夫や娘との些細なイザコザ。
夫が◯◯だから、だとか
娘が気が強いから、など。
友人とも然り。
でもローマの街並みを眺めながら、全ては
”自分ケア” に依るものだったと改めて気付く。
身体のケアだけではなかった。
如何に自分を”お粗末”に扱っていたのか、と。
我が夫の口癖
” prima di amare un'altra persona, Ama Te Stesso”
先ずは自分を愛さないと、他人は愛せない
なんでも、元彼女から教わっていたらしい。笑
これが、理解出来そうでいて意外と難しい。
エゴイズムやナルシシズムとも違う。
他人を愛するよりも、自分を愛する事がどんなに難しいか。
この歳になって痛感している。
自分のこころの奥の気持ちにきちんと向き合わずに騙しながら生活をしていると、その弊害が対人ややがては身体に症状として現れてくる。
そう。
正に今までの私のように。苦笑
自分を大切にすること。
こころの奥底にある感情にしっかりと耳を傾けること。
時に、嫌なことには嫌と素直にしっかりと伝えることも必要。
自分を大切に扱っていると、不思議と周りとの関係も不調和なくスムーズとなってゆく。
素敵なヒトの周りには素敵なヒトたちが集まってくるのとも似ている。
出来るだけ自然に、無理のないように。笑
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