義理姉夫婦が今日からバンコクに旅立っていった。

その目的は、、、

現在台湾に交換留学中の息子と落ち合うためである。

 

しかし、それだけではない。

なぜなら息子は1週間前にこちらに一時帰国していたばかりであったから。

観光が目的の半分を占めているのは言うまでもない。笑

 

彼女たちには18になったばかりの娘がいるのだが、彼女は?

当然、ひとり家に残されている。

18歳といえばこちらでは成人の仲間入り。

なのでひとりにされたとしても、もちろんなんの問題もないと言えばないのだが、、、

もちろん私含め、彼女の叔母家族が同じ敷地内に2組、かつおじいちゃんとおばあちゃんがいるというのも、彼女をひとりにしていける理由とはなっているのだろう。

 

ここのところ、彼女をひとり置き去りにしての夫婦旅行の頻度があまりに多いため、少し気になっていた私。

ただ、これはもしかしたら、私が日本人だからかもしれない。

 

 

 

 

娘の学校では、最近よくママ友にディナーに誘われる。

 

今度子供たちをシッターさんに預けて、私たち大人だけで素敵なレストランにディナーに行きましょう!

 

というのである。

ただでさえ、早寝かつ生活リズムの崩れを恐れる夫より、この話しは未だに実現はしていないのであるが、、、

このママ友、息子をシッターさんに預けてよく夜のお出かけを愉しんでいるようである。

 

 

 

日本では子供を優先しがちであるのに対し、こちらヨーロッパでは、やはり子供がいても大人はそれぞれの時間を愉しむのがベースにある社会のようである。

 

イタリアはどちらかというと子供に優しい国のため、フランス程ではないような気もするが、それでもフランス人を見ていると、彼らの美しさの秘訣はそんなところにあるような気がしてならない。

大人時間を大事にする。

親であっても、パパやママではなく常に男と女。

子供をシッターさんに預けての夜のお出かけは当然とまで言い切るところが潔い。

 

 

 

夏のヴァカンス時。

子供をよく海へ連れ出す習慣のあるイタリアでは、海辺に別荘を構えたり、そうではなくとも海辺に2、3週間と長く滞在する子供連れが多い。

しかし、基本は共働きのイタリアである。(→給料が低すぎて、共働きをしないことには生計が成り立たない)

ヴァカンス期とはいえ、両親ともに同時期に休みが取れる訳でもない。

こんな時に活躍してしるのが、おじいちゃんやおばあちゃんである。

子供は祖父母と一緒に海ヴァカンスへ行く。

そして両親は週末に顔を出しにくるのである。

 

 

大人と子供の線引きがうまく出来ている。

本当にそう思う。

そしてそう思えるのは、子供の寝室からも明らかである。

ヨーロッパの子供は、数ヶ月という小さな頃より自身の部屋で一人で眠るのである。

 

 

大人時間を愉しむということ。

正直、今の私にそんな余裕は皆無である。笑

実際に先日のフランス訪問では、娘や夫を置き去りにしていた事に対する罪悪感でいっぱいであった。

やはり私の中には日本の血がしっかりと流れているのだと実感していた。笑

どちらがよい、悪いということでもない。

これがきっと文化の違いなのであろう。

 

ローマの街は夜が素敵である。
また違う顔を持っている。


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