アメリカ同様、日本のピザの多種多様性には本当に驚く。 

イタリアではシンプルなピザが好まれるせいもあり、実はそれ程ヴァリエーションは多くない。

これはピザに限らずに、例えばサラダなどにも当てはまる。
ドレッシングが存在しないこの国では、オリーブオイル、ワインビネガーかバルサミコ、そして塩ととってもシンプルな組み合わせで頂くのが常である。
→そういえば、一度日本のドレッシングを添加物嫌い+神経質症の夫に毒味をさせてみたことがあったのだが、、、それはそれは、この世のものとは思えないような反応であった。笑
  

イタリアでは何故ヴァリエーションが多くないのか?
 
これは私の主観ではあるが、
 
1)イタリア人は食べ物の組み合わせをかなり気にするためではないかと思われる。
例えば、日本ではシーフードにチーズという組み合わせに対し、反論する人はあまりいないであろうが、こちらではシーフードには基本チーズは合わせない。
海のものとチーズは相性が悪いとされている。
 
2)そしてあまりの具材の多さを嫌がる傾向があるからとも。
だからシンプルなものへと行き着くのかもしれないが、そのせいもあり、食材で冒険をするということをあまり好まない気がする。
 
こんなお国柄である。
日本ではかなり前から流行っていたデザートピザなど、実はあまり見た事が無い。
 
彼らの感覚的には、

ピザという塩気のあるべきはずのものになんで甘いものが乗っているのか!

そんなところであろう。
 

こんなイタリアではあるが、実は私が初めてフィレンツェ暮らしを始めた時にはまっていたものがある。
それは、スキアッチャータと呼ばれる塩味のついたカリカリの白ピザの中に、なんとヌテッラをサンドしていたものだった!!
→こんなジャンキーなものを当時の私は食べまくっていたよう。笑
 
日本でもポテトチップスやカキピーなどにチョコレートコーティングされたものが流行っているそうであるから、きっとその延長線上にあるもの、そうお考え頂けたらわかりやすいかと思う。
 
今までの私のイタリア生活で、出逢ったデザートピザに近いものといったらそれくらいだった。
 
美味しいデザートピザが外で頂けないのであれば、うちで作ってしまおう!

そう思いながら、作ったのがこちらのデザートピザ。


 

林檎と無花果、胡桃のデザートピザ

 

無花果は今年最後の収穫となったもの。

最後の無花果はピザの具材へと早変わりした。

 

 

 
出来上がり♡

なかなかの仕上がりに、我ながら大満足。

p.s.
果たして我が夫は口にしたのか?
もちろんNOであった。笑
 
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