こちらで紹介していた低温調理デザートのお店。
世界に先駆けてローマにオープンしていたが、最近ではオーストラリアなどでも流行っているという。
実際に、こちらのお店にもオーストラリアから見習いに来ていたそう。

オーストラリアは、伝統料理がイタリアやフランスのようには根付いていないため、逆にこのように新しいものがすんなりと受け入れられ易かったのではないか、そうオーナーは語っていた。
 
やはり新しいものをなかなか受け入れる習慣のないイタリアでは、最初は難航するのでは?と思っていたという。
ところがフタを開けてみたら?
ベジタリアンやヴェーガンだけではなく、食通の口をうならせているというから驚きである。
 
どうしてこのお店を?
との問いには、、、
 
オーナーが低温調理のシェフとタイに行った時のこと。
世界で30のランキングに入るという低温調理のレストランが気になり行ってみると、、、
とにかく不味いのなんの!!!
これだったら自分たちのほうが出来るんじゃない?
そう思い始めたという。
とはいえ、オーナーは医師でもある。
管理栄養士の奥様との二人三脚で普通の職人以上のことを盛り込んだのは言うまでもないこと。
 
店内は、シンプルモダンな感じ。
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こちらのお店、実はすべて再生品を使用しているという。
一見紙で作った皮のように見える椅子もすべて再生品を使用。
環境問題にまでこだわりをもっているオーナーでもある。
 
入り口はこんな感じ。
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ガンベロロッソでも評価されている。
 
 
 
さっそく味見をさせてもらう。
最初はひとつひとつ手作り、かつ12時間乾燥させて作っているというクッキーを。
ピスタチオ味を頂いてみる。
添加の無い、砂糖不使用(こちらでは砂糖の代わりにすべてココナッツシュガーを使用)のものがこんなに慈悲深い
奥行きのある味わいとなるだなんて!!

それから、イタリアではメジャーのジャンドューヤというチョコレートやオレンジピールの入ったプラリネなどを頂いたのち、
ピスタチオクリームの試食を!!
こんなに美味しいピスタチオクリームを頂いたのは初めてかもしれない。
嬉しい驚きに。
 
一方で娘はジェラートを試食。
”ママ、にが〜い”
と言いながらも、しっかりと完食していた娘。笑
 
それもそのはず。
通常のジェラートは40%が砂糖だという。
つまりはティースプーン8杯の砂糖を食べている感覚なのだとか。
こちらのジェラートは、しかし砂糖分(実際にはココナッツシュガー)はわずか15%に抑えてある。
なので糖尿病患者の方々が好んで食べにくるという。
砂糖不使用のため、食べても血糖値が上がらないのだとか。驚
 
 
 
最後にこちらの名物とも言える、ハイカカオチョコレートの試食を。
60% 70% 80%と3種あるのだだが、70%は糖分は全く含まれないとのことで、少し柔らかみもあり甘みも感じられるという60%を頂いてみる。
エクアドル産の豆を炒ること無く、ゆっくりと天火干しをして作られたというこちらのチョコレート。
口に入れると、カカオの香ばしい、そして少しほろ苦さが口中にじっくりと広がっていく。
テオブロミンが豊富はこちらは、偏頭痛や利尿にも効果がある。
 
 
 
自宅用には娘も食べられるようにとハイカカオ60%チョコレートとオーガニックのアーモンドを。
こちらのアーモンドを食べ出したら、きっとスーパーのものには戻れないであろう。笑
 
 
お店はカヴール周辺、ウルバーナ通りにある。
イータリーにも小さいながらも店舗があるのだとか。
是非足を運んでみてくださいませ。
 
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