昨日の記事で、和食好きのイタリア夫が思わず吐き出してしまったもの=鯖味噌と紹介していた。
➡️和食必須のイタリア夫が唯一吐き出したもの
https://s.ameblo.jp/tsugumi-hiraga/entry-12361660303.html
この前提には、今でこそ寿司ブームの広がるイタリアで魚が好まれつつはあるものの、基本は肉食社会であり、老人の方々など" 魚なんて "
と口にすらしたことのない人もいるという事実が挙げられる。
また、白身や魚介ならよいが、青魚なんて、、、という人も意外に多い。
青魚は片口イワシのみというイタリア人、結構な数でいるはずである。
そんな状況下で大胆にも鯖を登場させてしまった私。
最初に竜田揚げならまだよかっただろうに、よりによって鯖味噌だった!
和食では砂糖の存在は不可欠であり、調味料の " さ し す せ そ " のまず最初に登場してくるもの。
醤油、酒、味醂が一番登場率の高い和調味料だと思うが、味醂にももちろん糖分は入っている。
おふくろの味と言われる、肉じゃがにも豚の角煮にも、そして金目鯛の煮付けにも漏れなく砂糖は含まれる。
私たち日本人は、生まれた時からこの " 甘辛 " に慣れて育っていると言ってもよい。
イタリア料理やフランス料理では、基本砂糖はドルチェ以外には使用しない。
食事に砂糖の摂取量がゼロだから、むしろ他で欲するのかもしれないが、、、
彼らは、野菜の甘さを糖分の代わりとする。
フランス料理でたまねぎをバターと共に極限まで炒めるのは、糖分に近い効果を期待する故であり、最後に生クリームをいれて味をまろやかにしていくのも同様のこと。
そんな彼らが、一番最初に和食と出逢うとやはり混同するようである。
この甘辛さはなに??
そして砂糖が入っていると聞くなり、のけ反るような勢いで驚きを露わにするのである。
その後、2度目以降にこの" 甘辛さ " に何と無くもハマっていくのか、もしくは拒絶してしまうのか、この辺が和食好きになるかどうかの分かれ道ではある。
それを考えると、当初、醤油に砂糖ならまだしも、味噌に砂糖はやはりレベルが高かったに違いない。
醤油に砂糖がなぜまだ良いかというと、、、
イタリア食材では頻繁に登場するバルサミコ酢。
味は全く異なるが、感覚は似ている。
こちらは葡萄の汁を熟成させて作るため、必然年数が経てば経つほどとろみがつき甘くなる。
こちらをイタリア人はドルチェだけではなく、パルミジャーノにかけて頂いたりする。
なので、" 甘辛 "に対する潜在的な意識はイタリア人にもあると私は思っている。
日本食がイタリアでこれほどまでに流行っている所以でもあろう。
➡️和食必須のイタリア夫が唯一吐き出したもの
https://s.ameblo.jp/tsugumi-hiraga/entry-12361660303.html
この前提には、今でこそ寿司ブームの広がるイタリアで魚が好まれつつはあるものの、基本は肉食社会であり、老人の方々など" 魚なんて "
と口にすらしたことのない人もいるという事実が挙げられる。
また、白身や魚介ならよいが、青魚なんて、、、という人も意外に多い。
青魚は片口イワシのみというイタリア人、結構な数でいるはずである。
そんな状況下で大胆にも鯖を登場させてしまった私。
最初に竜田揚げならまだよかっただろうに、よりによって鯖味噌だった!
和食では砂糖の存在は不可欠であり、調味料の " さ し す せ そ " のまず最初に登場してくるもの。
醤油、酒、味醂が一番登場率の高い和調味料だと思うが、味醂にももちろん糖分は入っている。
おふくろの味と言われる、肉じゃがにも豚の角煮にも、そして金目鯛の煮付けにも漏れなく砂糖は含まれる。
私たち日本人は、生まれた時からこの " 甘辛 " に慣れて育っていると言ってもよい。
イタリア料理やフランス料理では、基本砂糖はドルチェ以外には使用しない。
( フランスのソースガストリック注1を除く。今のモダン料理ではその限りではないのかもしれないが注2、、、ここでは基本の家庭料理についてと解釈願いたい。)
朝から砂糖をたっぷりと含んだカプチーノとコルネットの朝食を摂り、10時から11時となるとカフェ休憩とばかりにバールへ出掛け、ここでも砂糖をふんだんに含ませたエスプレッソを頂き、食後にはドルチェを欠かさないイタリア人。
これだけ砂糖を摂取したら、もちろん食事に砂糖は必要ないのかもしれない。
朝から砂糖をたっぷりと含んだカプチーノとコルネットの朝食を摂り、10時から11時となるとカフェ休憩とばかりにバールへ出掛け、ここでも砂糖をふんだんに含ませたエスプレッソを頂き、食後にはドルチェを欠かさないイタリア人。
これだけ砂糖を摂取したら、もちろん食事に砂糖は必要ないのかもしれない。
食事に砂糖の摂取量がゼロだから、むしろ他で欲するのかもしれないが、、、
彼らは、野菜の甘さを糖分の代わりとする。
フランス料理でたまねぎをバターと共に極限まで炒めるのは、糖分に近い効果を期待する故であり、最後に生クリームをいれて味をまろやかにしていくのも同様のこと。
そんな彼らが、一番最初に和食と出逢うとやはり混同するようである。
この甘辛さはなに??
そして砂糖が入っていると聞くなり、のけ反るような勢いで驚きを露わにするのである。
その後、2度目以降にこの" 甘辛さ " に何と無くもハマっていくのか、もしくは拒絶してしまうのか、この辺が和食好きになるかどうかの分かれ道ではある。
それを考えると、当初、醤油に砂糖ならまだしも、味噌に砂糖はやはりレベルが高かったに違いない。
醤油に砂糖がなぜまだ良いかというと、、、
イタリア食材では頻繁に登場するバルサミコ酢。
味は全く異なるが、感覚は似ている。
こちらは葡萄の汁を熟成させて作るため、必然年数が経てば経つほどとろみがつき甘くなる。
こちらをイタリア人はドルチェだけではなく、パルミジャーノにかけて頂いたりする。
なので、" 甘辛 "に対する潜在的な意識はイタリア人にもあると私は思っている。
日本食がイタリアでこれほどまでに流行っている所以でもあろう。
注1 ソースガストリック
➡️ 砂糖を焦がしてお酢とあわせたもの
鴨料理やジビエ料理に使われることが多い
( 砂糖をカラメルにしてからソースとして使用。)
砂糖を使っている!!!笑
砂糖を使っている!!!笑
➡️詳細はこちらから
ランキングに参加しています。
皆様からのいいね!や下記へのクリックが毎回の更新の大きな励みとなります。