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今日は朝からテンションの高い1日に。( 実際には昨日から ) 
それもそのはず。
今日は素敵なソムリエ様を招いてのワイン講習会第二弾の日であった。

前回とも重複してしまうが、ソムリエはローマ在住の牛尾有仁子さん。
牛尾さんはイタリアソムリエ協会でご活躍をなさっていた方で、ソムリエの試験官までされたこともあるかなりの実力派。

前回はあまりの緊張に気がつかなかったのだが、牛尾さんの物腰、そして指先の動きまでが美しく本当に惚れ惚れとしてしまった。
ワインを形容する言葉もエレガントなら、そのグラスを手にする仕草もエレガント。
すっかり緊張で固まっていた私であった。

さて今日のワイン。
まずは白から
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  BLANC DE MORGEX ET DE LA SALLE
ブラン・ド・モルジェ・エ・ド・ラ・サル

ヴァッレ•ダオスタというピエモンテ州のさらに上、かつモンブランの麓のワイン。( 標高1200M )
品種はプリエ・ブラン種 
この地方はフランスとの県境ということもあり、ラベルの表記はフランス語となっている。

時は1800年代、アメリカから持ち込まれた苗にアブラ虫がついていたことによりフランスの 葡萄畑がほぼ全滅した。
イタリアでも1800年代半ば、同様にして葡萄畑がほぼ全滅。
そのため接ぎ木が必要とされた。
➡️フィロキセラの被害

このワインの地区は標高1200Mという寒さによりこの難を免れたという。
➡️ アブラ虫に侵されなかった木を”piede franco”  ピエーデ・フランコという。( 率直な足の意 )

いよいよ試飲の時
綺麗な柑橘の香り ( グレープフルーツ )
高山植物の香り
発泡はしていないのにしているような、、、
軽やかな酸
スターターワインとして最適
by 牛尾さん

2本目、今日は赤が主役なのでまずはこちらを
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ドメニコ・クレリコのCAPISME・E
品種はネッビオーロ

ドメニコ氏はとてもモダンなバローロ( 日本人やアメリカ人に人気 )の作り手だった。
過去形なのは、つい数ヶ月前にお亡くなりになられたため。
彼は自身の娘、クリスティーナをかなり前に亡くしていた。娘クリスティーナを想って作ったワイン、percristina ( ペルクリスティーナ/ クリスティーナのためにの意 ) が彼のバローロの中ではかなり有名なのだそう。
亡き娘を想いながら、愛情を込めて作っていたというワイン、いつの日か飲んでみたいという念に駆られる。

そして試飲
色は縁のみがガーネット
華やかな花の香り
フルーツの香り
甘いスパイスの香
小さな木の樽で熟成しているため、バニラまでいかない森の木の実のキャンディの香りも
固さを感じないタンニン
余韻が長い
最後にフルーツの香り
バローロの太さはない ( ネッビオーロなので )
by 牛尾さん

あと2本の赤を試飲しているが、続きはまた明日にでも。
因みにサッシカイア'96も開けたので、最後のお楽しみに、、、 

前回のワイン会の記事はこちら
➡️素敵なソムリエさまと共に、、、今日は我が家でワイン会 
https://ameblo.jp/tsugumi-hiraga/entry-12334651660.html

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