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気がついたら今週末から師走に突入である。
去年のクリスマスがつい数ヶ月前の出来事のように感じられるのは、私が年をとった証拠かしら?
などと一瞬思いつつも、決してそうではない事実をはっきりと思い出す。

忘れもしない去年の今頃。
正確には去年の11月27日。
我が家の愛犬シャンティが悪夢のような事故に襲われた日である。
我が家の敷地内にはcancello ( 格子門 ) があり、そこから外に出ると私道のようになっており、正門までには200M位の距離がある。
なので私道まがいの場では、当事シャンティは鎖をすることなく自由に散歩していた。
もちろん夫と共にである。

その日、シャンティと外に散歩に行ってくる、と言ったきり夫はなかなか戻って来なかった。
さすがに1時間半も外にいるのはどうしたことか ( 通常の散歩は30分 ) と携帯を鳴らしてみたところ、驚く程に暗い声で
” 実は今シャンティを病院に連れてきた ”
とやっとのこと口にする夫。
その瞬間、頭が真っ白になったのを今でもはっきりと覚えている。

その日、斜向かいに住む義理兄宅に友人が夕飯にやってきた。
普段は、犬が鎖から外れていたら絶対に正門はあけないのだが、なぜかその日に限って義理兄が開けてしまった。
と同時に、シャンティがいきなり全速力で外に飛び出した。
家の前は山道で、みんなが100キロ以上で車を飛ばす道。
当初、義理兄は彼の友人にシャンティが挨拶しに走ったのだと思ったそう。
シャンティはとても人懐こい犬なのだ。
ところが彼をすり抜け、道路に飛び出した。
そして車に跳ねられた。

結果的に、シャンティは足や手の骨折だけでなく、頚椎も損傷。一生障害が残るかもというリスクと共に、頸椎にチタンを埋め込む大手術をした。
幸いにも手術は成功したものの、丸々二ヶ月間自宅で安静を余儀なくされた。
当時、シャンティはまだ1歳にも満たない子どもだったから、少し状態が落ちついてくると、してはいけない、”走る” ”ジャンプする”を繰り返しては転びと我々の精神的にも落ち着かない日々が続いた。

そんな中でのクリスマス。
我が家はいつも目の前の義理兄宅でみんなでお祝いをする。
”交代でシャンティの見張りを”
という夫に、
”私が残るから”
と夫と娘を送り出した。
ガッツポーズと共に、である。

しがらみだらけのクリスマスを、ひとりソファーでゆったりと寛ぎながら、テレビから流れてくるクラシック音楽に耳を傾けつつ、自分の好きなことが出来る幸せ!!
夫がちょくちょくご馳走を運んで来てくれたから左うちわでもあった。
そういえば、シャンティを言い訳に外出すら出来ないと、プレゼントもまともに探さずに済んだような、、、

今年からまた例年のクリスマスとなる。
でも元気なシャンティと共になので良しとする。

今日の余談
今月の料理教室はクリスマスメニューということで、現在メニューを思案中。
ゴルゴンゾーラが好きなお友達のために、試作したのがこちら
 ↓             ↓
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アンディーブと洋梨のサラダ ゴルゴンゾーラ風味

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