きょうの午後、珍しく仕事で外出してきました。

そして、最後に伺った取引先から、飲みに誘われました。

 

基本接待を受けないのが、マイルールです。

 

なぜなら、転職前の会社で嫌な思いをしたからです。

 

あまり詳しくは書きませんが、

上司に、接待を受けているから、その取引先に仕事を依頼しているのだろう、と疑われたことがあります。

確かに、わたしが仕事をよく依頼する取引先から、食事を誘われたことがありました。

1年に1,2回食事に行ったこともあります。

しかも、その取引先を使っているのは、わたしのチームがほとんどでした。

 

上司に疑われて当然なのですが、

わたしとしては、その取引先を利用していたのは、接待を受けたい(受けた)からではなく、納品物の仕上がりよかったからです。

他にも理由はありますが、それが一番の理由でした。

 

一方、上司は上司で、別の取引先から接待を受けているので、上司愛用の取引先に仕事を依頼して欲しいのです。

わたしは、上司に上述の事情を説明したところ、

上司は、信じられない行動をしてきました。

わたしがよく依頼する、取引先に対して、部下が仕事を出しているのだから、自分にも接待しろ、と言い出したのです。

 

なんて上司だ、と思いました。

あんたは、接待を受けたいだけなのか。

 

これをきっかけに、この上司を疑い始めました。

そして、転職をして、

基本、接待を受けないことをマイルールにしました。

 

とは言っても、時には接待を受けざるを得ない場合もあります。

 

アメリカに行った時も、取引先から頻繁に食事に誘われました。

このようなときにお誘いを断ると、かえって失礼になりそうな気もしました。

 

その妥協案として、少なくとも関係が深い取引先の接待は受けない、をマイルールにしました。

どうしても、関係が深い取引先から接待を受けてしまうと、

第三者にとって、”接待”と”関係の深さ”とが密接につながっているように見えてしまいます。

そして、これが原因で、物事があらぬ方向に進んでしまう虞もあります。

 

きょう、誘われた取引先ですが、わたしが会社を休む前に、ほぼわたしだけが愛用している取引先でした。

したがって、他の方からは、関係が深いように思われています。

なので、わたしはお誘いを断り、帰ることとしました。

 

ちなみに、これまで、わたしはその取引先のお誘いにのったことはありませんし(そもそもお誘い自体がなかった)、のらなくても仕事を依頼していました。

 

教訓:関係が深い取引先ほど、その取引先から接待を受けない。

 

関係が深いとは、

(わたしが依頼する仕事量)/(会社から依頼する仕事量) 

が高いほど、関係が深い。

イメージは、

3割以上は、深いから絶対ダメ。

3割未満は、基本、接待を受けない。ただし、例外あり。

 

本当は、形式的なルール(接待を受けない)にしたいのですが、内容的なルール(関係の深さを踏まえる)になってしまっている点が、わたしの意思の弱いところです。