今回、職場復帰が遅くなった大きな原因は、急性GVHDによる肝機能障害でした。
そして、その肝機能障害を引き起こしたきっかけは、シクロスポリンの量を70㎎から20㎎に急激に減らしたことだと思っています。
移植後の退院時には、1日90㎎のシクロスポリンを用いていました。
これを2週間毎に、10mgずつ減らしていきました。
そして、70mgになったとき、20㎎に一気に減らしました。
※この理由は、今は思い出せません。
この辺りから、肝機能傷害が出始めました。
その後、肝機能障害は、プレドニゾロン君が頑張ってくれたおかげで、劇的に良化しました。
途中、シクロスポリンに再登場してもらい、プレドニゾロンと併用しました。
診察は、ほぼ2週毎でした。
採血の結果を見ながら、
最初にプレドニゾロンを5㎎、2.5㎎単位で減らして、25㎎から3㎎に達すると(2015年12月17日)、次はシクロスポリンを90㎎から10mg単位で減らすことになりました。
そして、2016年5月12日の診察にて、シクロスポリンは40mgに達しました。
主治医は、これ以上減らすと、肝機能が悪化する可能性がある判断しました。
私も職場復帰をしたかったので、減薬をやめることに同意しました。
その代わりに、再度プレドニゾロンを0.5㎎減らすことになりました。
ということで、今は、シクロスポリン40㎎、プレドニゾロン2.5㎎です。
下図は、移植前の2015年1月16日から2016年5月12日までの、肝機能系の値をグラフ化したものです。
正直、グラフは見にくいと思います
いま、急性GVHDによる肝機能障害に向き合っておられる方が、全体像のイメージに役立てればと思い、作ってみました。
すぐに急性GVHDによる肝機能障害がおさまれば良いのですが、なかなか頑固でしぶとい奴らです。こちらも粘り強く対応していく必要があります
いつになったら肝機能障害が治まるのだろうか、このままの状態がいつまで続くのだろうか、と何度も思いました
職場復帰等も大事ですが、焦りすぎると、わたしみたいに肝機能が悪化する場合もあります。
少しずつ、着実に減薬し、そしてある程度減薬できたら、ギアチェンジしては如何でしょうか。
それでは失礼致します。
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