【ぼくの居ない風景】
あの時と同じだと
思い出したくなかったと
ぼくは独り悲しみに
震えながら泣いている
もちろん君には
関係ないことだけれど
君と居ればこんなこと
起こらないと思っていたから
嗚呼もう
一緒に居る意味など
なくなってしまった
君は
君の安らぎの場所を
ぼく以外に見つけたのだから
むかし亡くした愛なんて
何も覚えていないけれど
あのときの悲しみだけは
忘れられずにいたみたい
もちろん君には
関係ないことだけれど
不思議だね打ちのめされた
台詞まで同じだなんて
嗚呼もう
一緒に居る理由など
なくなってしまった
君が
笑顔でいられる場所を
ぼく以外に見つけたのだから
ぼく以外に
見つけたのだから。。。
小野嗣人