母の初恋
1954年 東宝
原作 川端康成
監督 久松静児
出演 上原謙 三宅邦子 岸恵子 丹阿弥谷津子 志村喬 加東大介 小泉博
モノクロ映画です
岸恵子は上原謙、三宅邦子夫婦の養女
実の娘のようにかわいがられている
上原謙は
岸恵子の母の初恋の相手
結婚の約束までしたのにわかれてしまった・・・・
そのあと、岸恵子の父はなくなり、母の再婚相手は働かず・・・・
母も亡くなり・・・・
苦労しているとことを、上原謙、三宅邦子夫婦に見つかり養女になった
こんな岸恵子に志村喬が演壇の話をもってきた
小泉博と結婚するのですが・・・・
岸恵子の義理の父（母の再婚相手）になる加東大介 悪い男をコミカルに演じています
お金をせびりにくるんですよ
このときの表情がいいんですよ
養女になり、親子になったのですが・・・・
ひそかに母の初恋の相手・上原謙を想う岸恵子
上原謙も同様の気持ちがかすかにはあるのですが・・・・
そこは親子です
親子の気持ちが前面に出るのです
どこかせつなくあたたかい映画でした
