戦争のはらわた | 通好みの備忘録(もろもろのことを記録として綴っています)

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yahooブログを9年間やってきたのですが
突然の閉鎖
それでこちらに引っ越してきました
自分の興味があることをもろもろと備忘録としてつづっていきます

戦争のはらわた

 

1977年  イギリス  西ドイツ
監督  サム・ペキンパー
出演  ジェームス・コバーン  マクシミリアン・シェル  ジェームズ・メイソン

 

第二次世界大戦 対ソ連 ドイツ東部戦線

敗走中のドイツ軍が舞台

そこにパリから名誉欲が強く、鉄十字勲章を欲するプロイセン貴族のシュトランスキー大尉が新任してきた

そこには叩き上げで、大佐、大尉などの上官にも信認が厚く鉄十字勲章も持っているシュタイナー軍曹

考え方が違い何事にも対立した二人

特に新任のシュトランスキーは名誉欲が強すぎて・・・・

隊の中で完全に浮いてしまっている

隊長の大佐からも信用されていない

ソ連から敗走中という厳しい戦況の中

砲弾、銃弾が飛び交い 空襲も受ける

仲間が犠牲になっていく

シュタイナー軍曹の「将校はみんな嫌い」という言葉は戦争の醜さを出しています

 

名誉のために規律を破り 仲間を見捨て

かたや その名誉の勲章になんの価値も思わず

 

敗走中という環境のため、誰からも明るい言葉は出てきません

明日のない状況の中、戦っている兵士たち

 

戦争の悲惨さがでていました