時計じかけのオレンジ | 通好みの備忘録(もろもろのことを記録として綴っています)

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yahooブログを9年間やってきたのですが
突然の閉鎖
それでこちらに引っ越してきました
自分の興味があることをもろもろと備忘録としてつづっていきます

時計じかけのオレンジ

 

1971年  イギリス アメリカ
監督  スタンリー・キューブリック
出演  マルコム・マクダウェル  パトリック・マギー  マイケル・ベイツ

 

有名な作品ですが、初めて見ました

SF作品ともありますが、ふつうのSF作品ではないです

 

舞台は近未来のロンドン 

ベートーベンをこよなく愛する不良少年グループのリーダー アレックスは暴力とセックスに明け暮れている

暴力、レイプがえげつないほどすさまじい

ホームレスの老人をこん棒でボコボコに

対立する不良グループをたたきのめす

とても困っているふりをして、作家の自宅に

老作家を動けないくらいに殴りたおして、夫人をレイプ

「雨に唄えば」をうたいながらレイプ

これが普通ではない人なんです

 

仲間から裏切られて警察に捕まるアレックス

なんとか刑務所から出ようとしたアレックス

刑期を短くするために、精神療法を望む

精神療法の結果、暴力的なことを考えただけで、それだけでなく、ベートーベンを聴いただけで吐き気をもよおしてしまう

ある意味、、生まれ変わったアレックス

が、アレックスは無防備になりすぎた

そして・・・ 自殺

 

でも、アレックスは重体だったが死ななかった

精神療法への世論の非難

精神療法をおこなった政府への非難

そのため、精神療法を解いた

すると・・・・

アレックスの表情が元の残虐に・・・・

 

すっきりする映画ではありません

心も温まりません

でも

インパクトはすごい

自由と統制

自由主義と共産主義 それぞれの暗部をむきだしにした映画でした