時計じかけのオレンジ
1971年 イギリス アメリカ
監督 スタンリー・キューブリック
出演 マルコム・マクダウェル パトリック・マギー マイケル・ベイツ
有名な作品ですが、初めて見ました
SF作品ともありますが、ふつうのSF作品ではないです
舞台は近未来のロンドン
ベートーベンをこよなく愛する不良少年グループのリーダー アレックスは暴力とセックスに明け暮れている
暴力、レイプがえげつないほどすさまじい
ホームレスの老人をこん棒でボコボコに
対立する不良グループをたたきのめす
とても困っているふりをして、作家の自宅に
老作家を動けないくらいに殴りたおして、夫人をレイプ
「雨に唄えば」をうたいながらレイプ
これが普通ではない人なんです
仲間から裏切られて警察に捕まるアレックス
なんとか刑務所から出ようとしたアレックス
刑期を短くするために、精神療法を望む
精神療法の結果、暴力的なことを考えただけで、それだけでなく、ベートーベンを聴いただけで吐き気をもよおしてしまう
ある意味、、生まれ変わったアレックス
が、アレックスは無防備になりすぎた
そして・・・ 自殺
でも、アレックスは重体だったが死ななかった
精神療法への世論の非難
精神療法をおこなった政府への非難
そのため、精神療法を解いた
すると・・・・
アレックスの表情が元の残虐に・・・・
すっきりする映画ではありません
心も温まりません
でも
インパクトはすごい
自由と統制
自由主義と共産主義 それぞれの暗部をむきだしにした映画でした