小説吉田学校 | 通好みの備忘録(もろもろのことを記録として綴っています)

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小説吉田学校

 

1983年  東宝

監督  森谷司郎
出演  森繫久彌  若山富三郎  夏目雅子  芦田伸介  梅宮辰夫  小沢栄太郎

     藤岡琢也  高橋悦史  竹脇無我

 

公開当時話題になりました

吉田茂(森繫久彌)と三木武吉(若山富三郎)が廊下ですれちがうシーンがよかったです

吉田茂は、ぼくは昔の映像や写真でしか知らないのですが、この映画の森繁さん 吉田茂によく似ているのです

また、西郷輝彦もガラガラ声を田中角栄に似させて頑張っていました

 

この映画、前半はモノクロです

終戦後GHQに占領されている時代から、サンフランシスコ平和条約で独立をなしとげるまでの吉田茂の活躍を描いていました

吉田茂の政治信念が出ていました

 

後半はうって変わって政争です

映像もカラーになりました

吉田茂と党人派(鳩山一郎、三木武吉、河野一郎)の争いです

策士・三木武吉が暗躍します

ぼくは広川弘禅(藤岡琢也)がいい味出しているなぁ と思いました

田中角栄や池田勇人はかっこよく描かれていました  吉田学校の生徒です

 

ぼくは小説では読んでいないのですが、さいとうたかをさんの劇画版は読みました

おもしろかったのです

だからこの映画も角福戦争など続編も欲しいのですが、利害関係も出てむずかしいのでしょうね