田中大臣 3大学不認可 ぼくは、仕方がないと思います
田中真紀子さんが、3つの大学の新設を不認可にしました。
「乱暴」だとも言われていますが、いつかはやらなくっちゃいけないことだと思います。
大学の数 20年前に比べて、なんと 1.5倍だそうです。
子どもの数が減っているのにですよ。
だから、定員割れの大学が続出です。
大学も民間です。
学生がいなかったら経営できません。
そのため、「お金さえ出せば・・・」の大学が、たくさんあります。
知的障害者を対象にした就職面接会をおこなったことがあります。
6人面接したうちの1人は、大学卒でした。
大学を卒業するまで、健常者でした。
卒業をしてから、知的障害者の認定を受けています。
つまり、知的障害の認定をうけることができる人でも大学を卒業できるのです。
アルバイトに応募に来た高校生に進路の話を聞くと
『就職希望だったのですが、就職試験に落ちたので大学に行きます』
ということを聞きます。
高校の先生も、 『就職のほうが進学より難しい。だから、就職を希望するなら、しっかり勉強するように』 と、生徒に話すそうです。
高校の先生の話によると、まったく勉強をしない高校生がたくさんでてしまったそうです。
だって、まったく勉強をしなくっても、「大学」にはいれるんですから。
アルバイトなどで、高校生と会うのですが・・・・
すごくしっかりしている子と、しっかりしていない子の差が大きくなってしまいました。
実際に、アルバイトで働いても、よく働いてくれる子は、みな中レベル以上の高校に行っている子です。
1日働いただけで辞めてしまっちゃう子は、みんな一番レベルの低い高校にいっている子になってしまいました(ぼくのまわりでは)。
勉強という努力もできない子は、アルバイトという努力もできないのかなぁ
って、自分で思いました。
だから、高校生にもっと「努力」をするように、大学の数を減らしたほうがいいと思います。
そうでないと、高校生の全体のレベルが低くなってしまいます。
世間知らずの子供が増えていきます。
昨年の光星学院の野球部の事件が典型的です。