この本は1991年発行されたもの、
なので34年前の本ですが、子ども向けなので
読みやすい本でした (^ ^)
これを読むまで南太平洋諸国のこと
ほとんど知りませんでした〜
4年前のくれに朗読したものを
使って動画にしました。
これが「太平洋世界の歴史」パート2の動画 ⬇️
パート1の方はこちらです ⬇️
で、このパート2の中で出てくる
「チャーチスト運動」って何??
と思って、調べてみました。
(この本の中でも出てきていますが・・)
この、
チャーチスト運動のチャーチとは
教会(チャーチ)ではなく、
ピープルズ・チャーター(人民憲章)
を掲げる運動↓
19世紀のイギリスの議会
貴族院(上院)と庶民院(下院)
貴族院はもちろん庶民院、
お金持ちだけしか参加できない
議会に対して、普通の一般市民や
都市労働者でも参加できる選挙と
議会を求めて、当時の議会に
請願書を提出したものが
「人民憲章」(ピープルズ・チャーター)
その運動を推し進めた人たちのことを
チャーティストといっています
その運動が展開していく中で
理性派と暴力派に分かれて行って
その経過を追っていくと最後には
暴力派の方がその運動を推し進めて行く
という、なんとも ・・ アクの強いヤツが
どうしても引っ張って行くのが常なのか?!
なんというか、・・・
フランス革命や学生運動のように
その場の雰囲気を動かす強い過激な感情的
アピールを持っている者が空気を創っていく
そして、人々がそれに乗せられ
動かされるというのが、世の常なんだなあ
と、思ってしまいます
でも、その空気というのが
ある意味、危険なもので
自分の本心を忘れさせ、その、場の力に
流されてしまうというものになり得る
のではないかと思ったりもしています
実際のところは、自分個人の本心は
何なのだろうかと追求していくことのほうが
本当のものが、真実が見えてくる
のではないかと僕自身は思っています
それはさておき、
チャーティスト運動のことですが
運動の中で暴動に走った人々が
軍隊や警官から殺されたり
オーストラリアに流刑(島流し)されたり
したという歴史があったらしいですね
たぶん、そのせい(チャーティストたち)
もあって、オーストラリアやニュージーランド
の選挙制度の改革は他の国々よりも
早い時期に実施されたんじゃないかと
思ったりしました
また、欧米の国々が次から次へと
核実験をおこなった地域がこの太平洋諸国
アメリカはビキニ環礁で
フランスはモルロア環礁で
こういうことを調べていってると
白人至上主義というのは本当にあったんだな・・
自分たちが優れていて、自分たちとは違う者たち
見かけや文化が違う人たちを下に見る
差別、偏見、
自分たちに直接に影響がくるところで
核実験やりますか〜?
こいつら有色人種、人としては
大して、かまうものか ・・
ということなんでしょう
だから、この人たちの住んでるすぐ近くで
核実験やってもOKだろうということなんです
どんだけこの頃の欧米諸国、高ぶってる??
でも、白人、有色人種、黒人、
あの国の奴ら、この国の奴ら、ひどい国だ、
恐ろしい国だ、バカな国だと、言ってみても ・・
ただ不信、偏見、憎しみが付いてくるばかり
これは、ただ同じ地球人だと観て
それぞれの国の人々のやり方、生き方を
理解し合うよう努め、多様性を認めるしか
ないのではないのではないでしょうか
第二次世界大戦後になってオーストラリアは
まわりにある太平洋諸国やアジア諸国に
接近して、移民の受け入れを皮膚の色によって
制限する法律は廃止され
白豪主義は過去のものとなっていきました
1971年には、太平洋の島国のあいだで
南太平洋フォーラムが結成され、
後にオーストラリアやニュージーランドも加わり
1975年には、非核独立太平洋会議が結成され
80年には、非核独立太平洋人民憲章を発表しました
こちらが、そのシンボルマーク↓
これからは、
差別や偏見から解放され、愛と理解によって
豊かさのうちに平和共存する世界となって行く
ことを祈るばかりです!✨🙏












