どうも。

 

篠原です。

前回「AI」についての記事を書きましたが、最近は生活に役立つ様々なアプリも登場していますよね。中でも「翻訳アプリ」ってすごいなーと感心しました。
自分が話した言葉をその場で翻訳してくれるってめちゃくちゃ便利ですよね。
これからさらに海外に行く機会も増えそうなので安心です。

ボクは仕事の関係上、いろんな方から人生相談も受けたりすることがありますが、
結構多いのが「外国語を学びたいので留学を考えている」という方です。
しかし先述のとおり性能の高い翻訳アプリが次々出てきたらもはや自分が外国語を学ぶ必要がないんじゃないか?という疑問も出てきました。

1.外国語を学ぶ必要はなくなるのか??

結論から言うと「完全にはなくならない」と言われています。

語学と経営に共通するのは「深いコミュニケーションが必要」という点ではないでしょうか。言語も単に伝われば良いのかというと決してそんなことはないですよね。
例えば、海外の人に道を聞かれる際、「めちゃくちゃ流暢な日本語だけど無表情で機械的な人」よりも「単語をつなげているだけだけれど、必死に伝えようとする人」の方がこちらも教えてあげたい!という気持ちがわくのではないでしょうか。

もちろんビジネスの場ではしっかり正確に伝わることは最優先事項ですが、プライベートの場では機械を通さずコミュニケ―ションを取るって大事だなと思います。
友達とごはんを食べるときに翻訳機ごしに会話、っていうのは切ないですよね(笑)

また「外国語を学ぶ」ということは「その国の文化を理解する」ことにつながると思います。
その国の歴史、その国の人々の思想に基づいて言語は発達してきているのでそこを考えると言語って深いですよね。

2.今後の外国語学習はどう変わっていくのか??

今以上に翻訳機のクオリティが上がっていくのは間違いないので、
旅行先でのお店でのオーダー、ホテルとのやりとりなどは機械を使ってラクに旅行ができるようになるでしょう。
ただより深いコミュニケーションを必要とする場合には、翻訳機をサポート的な感じで考えておくとよいかもしれません。
例えば、会話の中ですごく重要な単語なのに分からない!というときに機械が一瞬で答えを出してくれたり話がスムーズに進んだりしますよね。
ですので、翻訳機は自分のコミュニケーションを円滑に進めてくれる「サポート役」と思いながら使うといいのではないでしょうか。

外国語をツールとして最低限使えたら良いという人は翻訳機で十分で、より深いコミュニケーションをしたい!という人はこれまでと変わらず勉強はしていくものの効率的に学べるようになりそうですね。


経営でもコミュニケーションはめちゃくちゃ大事で、一緒に働く人といかにアナログなコミュニケーションを取るかをボクも常に意識しています。なので仕事以外でもただ単に楽しく飲む場!というのも意識してつくるようにしています。そういう場で話すなんちゃないことから思わぬ気付きを得たりするんですよね。

技術が発達しても「人」にしかできないこともたくさんありますね。
お互いのメリットを生かしつつ相乗効果で良くなれるといいなと思います。

ではまた。

篠原継之助