iPhoneアプリ販売のための申請手順 目次

やっとこさiTunes Connectへの登録です。事前に準備をしているので、ここからは一気に進めて行きますよ~


4. iTunes Connectへの登録

4-1 アプリの新規追加

まずは「Member Center」へログインして「iTunes Connect」を選択し、「Manage Your Apps」をクリックします。





「Add New App」ボタンをクリック。




「App Information」画面が表示されるので、下記の要領で入力して下さい。

「Default Language」は、「App Store」で表示する言語をプルダウンメニューから選択します。選択した言語のアプリの説明文が必要です。

「SKU Number」には他のアプリと重複しない英数字を入力します。アプリの名前やバンドルIDなどがよいでしょう。

「Bundle ID」は該当する物をプルダウンメニューから選択します。

入力がすべて完了したら「Continue」ボタンをクリック。


アプリの販売日等の入力画面に切り替わるので下記の要領で入力して下さい。

「Availability Date」はリリースしたい日付を指定します。

「Price Tier」には、無料の場合は「Free」を、有料の場合は「View Pricing Matrix」のリンクを参考に選択して下さい。

「Discount for Educational Institutions」は、学生や教職員への割引を行う場合にチェックを入れます。

「Custom B2B App」はB2B提供する場合はチェックを入れます。

入力が完了したら「Continue」ボタンをクリック。




アプリのバージョンなどの入力画面が表示されるのですが、画面の都合上分割しながら説明して行きます。


「Version Information」では以下の要領で入力して行きます。

「Version Number」は小数点以下まで半角で入力します。

「Copyright」には、個人の場合は個人名または屋号等、法人の場合は法人名を入力します。

「Primary Category」は「App Store」でのカテゴリです。アプリの内容にあった物を選択します。

「Secondary Category (Optional)」はオプションです。ユーザーが「Secondary Category」で検索した場合も検索結果に表示されるので、設定しておいた方が有益です。




「Rating」ではアプリ購入者の年齢制限などに関する設定を行います。下記項目に対して「None(なし)」、「Infrequent(まれな)/Mild(控えめ)」、「Frequent(頻出)/Intense(強烈)」の中で該当する項目にチェックを入れます。

「Cartoon or Fantasy Violence」:漫画またはファンタジーバイオレンス

「Realistic Violence」:現実的な暴力

「Sexual Content or Nudity」:性的な内容またはヌード

「Profanity or Crude Humor」:冒涜または下品なユーモア

「Alcohol, Tobacco, or Drug Use or References」:アルコール、タバコ、または薬物使用または参照

「Mature/Suggestive Themes」:みだら、挑発的な内容

「Simulated Gambling」:ギャンブルまたはそのシミュレーション

「Horror/Fear Themes」:ホラー、恐怖感のある内容

「Prolonged Graphic or Sadistic Realistic Violence」:サディスティックでリアルなバイオレンス

「Graphic Sexual Content and Nudity」:性的な絵、写真やヌード





「Metadata」ではアプリの説明文やサポートサイトの登録を行います。


「Description」はアプリの説明文を入力します。デフォルト言語を日本語以外にした場合は設定した言語で記述します。

「Keywords」には検索キーワードを半角カンマで区切って複数入力出来ます。

「Support URL」は用意しておいたサポートページのURLを入力します。


「Marketing URL (Optional)」、「Privacy Policy URL (Optional)」共に、用意していない場合は特に入力の必要はありません。




「App Review Information」ではアプリの審査をするレビュアーさんへの特記事項などを入力します。

「Contact Information」は名前、メールアドレス、電話番号(+81付加)を入力。これはAppleとのやり取りに使う物で、公開されたりしません。

「Review Notes」にはレビュアーさんへの意見や要望があれば記入します。

「Demo Account Information (Optional)」は、ログインが必要なアプリの場合に、レビュアーさんがログインするためのアカウント情報を入力します。




「EULA(End User License Agreement )」は使用許諾契約書のことで、ご自身で独自に使用許諾契約書を用意したい場合はリンクをクリックして記入します。独自に設定しない場合はAppleが用意した使用許諾契約書が有効になります。


「Uploads」セクションでは「Choose File」ボタンをクリックすることで、1024x1024アイコンやスクリーンショットファイルのアップロードを行います。対応するハードウェアのスクリーンショットは最低でもひとつは必須です。

「Large App Icon」:1024x1024のアイコン画像をアップロードします。

「3.5-Inch Retina Display Screenshots」:3.5インチRetinaディスプレイ用スクリーンショットをアップロードします。ファイルサイズは960x640、960x600,、640x960、640x920、72DPI、RGB colorspaceでファイル形式はJPGまたはPNGです。

「4-Inch Retina Display Screenshots」:4インチRetinaディスプレイ用スクリーンショットをアップロードします。ファイルサイズは1136x640、1136x600、640x1136、640x1096 、72DPI、RGB colorspaceでファイル形式はJPGまたはPNGです。

「iPad Screenshots」:ファイルの拡張子は、.jpeg、 .jpg、 .tif、 .tiff、 .png のいずれかで、画像サイズは1024x768、 1024x748、 768x1024、 768x1004、2048x1536、2048x1496、1536x2048、1536x2008のいずれかです。(72DPI、RGB color space)

「Routing App Coverage File (Optional)」:ナビアプリ等で必要な場合はファイルをアップします。

すべて入力後、「Save」ボタンをクリックします。



4-2 バイナリのアップロード準備


赤枠内は「Prepare for Upload」となっているはずです。バイナリをアップロードするための準備段階まできました。「View Detail」ボタンをクリックします。





入力した内容が表示されるので、修正がある場合はこの時点でしておきましょう。また、デフォルトの言語以外のアプリ説明文も入力可能ですので、必要に応じて「Choose Another Language:」横のプルダウンメニューから言語を選択して下さい。

すべて完了したら「Ready to Upload Binary」ボタンをクリックします。





アプリに暗号化技術を使用しているかの確認画面が表示されるので、使用していなければ「No」を、していれば「Yes」を選択して「Save」ボタンをクリックして下さい。(画像は使用していない場合の「No」を選択しています。)





アップロードの準備が整った事と、アップロードの方法についての解説画面が表示さますので「Continue」ボタンをクリックします。




「Xcode」からバイナリをアップロードする準備がすべて整いました。赤枠内「Statas」は「Waiting For Upload」となっているはずです。赤丸「App Summary」をクリックしてから一旦「iTunes Connect」からログアウトします。




以上でバイナリのアップロード準備は完了です。

あとはXcodeでアップロードして申請完了!