電子書籍アプリのテンプレート作成第弾。

今回はページング機能の実装です。


とは言っても、すでにネット上には様々な方法が紹介されています。

代表的な物が


【コラム】実践! iPhoneアプリ開発PDFビューワの作り方

ですかね。


コラム執筆者の木下誠さんは、iPhoneアプリ開発やObjective-c入門の書籍を購入しようと本屋さんへ行くと、よく目にするお名前ですよね。


しかし、初心者にはちょっとわかりにくかったりします。
個人的な感想ですが。

Appleの公式ドキュメントといい勝負でした。
あくまでも個人的な感想ですが。


一昨年くらいまで主流だったのは、UIViewを3つ並べて表示させ、それをUIScrollViewでスライドさせるといった感じの物でした。


ところが、iOS5がリリースされてからはUIPageViewControllerを利用したサンプルがあちこちに登場してきました。


このUIPageViewControllerを使ったページング機能は、なんとプロジェクト作成時のテンプレートでPage-Based Applicationを選択するだけで実現出来ちゃうんです。



それでは、テストプロジェクトとしてPageControllTestと言うプロジェクトを作成してみます。

xcodeテンプレート選択


Page-Based Applicationを選択してNextボタンで次へ。


今回はiPadにも対応予定なので、DevicesではUniversalを選択。
メモリ管理はXcodeにおまかせしたいので、Use Automatic Refetence Countingにチェックを入れておきます。

Produce Nameなどもろも設定したらNextボタンで次へ。

保存場所が選択出来るので、分かりやすい場所を選んだらCreateボタンを押してプロジェクト作成完了。





このままRunボタンを押すと、ページがめくれるアニメーションとともにページングできるアプリが完成。


とは言っても、月の名前が表示されるだの全く役に立たないアプリですな。


これから、このプロジェクトに色々と変更を加えて行く事になるわけですが、どこで何をしているのか理解しないと変更のしようがありませんよね。


次回は作成されたファイルを1つずつ見て行く事にします。