新緑の季節が過ぎ去り、 梅雨の時季になりました。 とはいっても、いつになったら梅雨に入るのかわからない状態ではありますが。 雨が降ったり暑かったりすると外出したくないですよね。 冷房が効いた自分の部屋でゴロゴロしたりずーっとゲームをしていたい… 最近はそんなことばかり思っているさやまるです。

 

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

 

このブログでは止まらない未来のことばかり書いていましたが、ちょっとジャンルを変えてみます。 今回は、私が あるゲームに夢中になっていた時のことを書いていきたいと思います。

 

そのゲームとは…

 

beatmania ⅡDX です。

 

今思い出してもあの頃はすごく楽しかった。 あまりに興奮しすぎてここでずらずらと書きそうになりましたが、 順を追ってちゃんと書いていきますね。

 

あったことをそのままダラダラと書いているだけなので、読んでいて面白味のない文章になりましたが、私の記録簿と言いますか 作文ノートみたいなものってことでご容赦願います。

 

先ずは beatmaniaって何だろうってのを紹介します。↓

 

 

 

◎ beatmania

 

(↑ beatmania ⅡDX 28 BISTROVER 2021年 5月 1日 撮影)

 

コナミ(現 コナミアミューズメント) が1997年に稼働開始した音楽ゲームである

・ 画面上で落ちて来るノーツに合わせて鍵盤を押したり、 ターンテーブルを回して 楽曲を綺麗に演奏することが目的のゲーム

・ beatmaniaは 5 鍵盤 (黒×2 白×3) ・ ターンテーブルは右側限定 : 1997 ~ 2002年

・ beatmania家庭用は Play Stationで発売

・ beatmania ⅡDXは 7 鍵盤 (黒×3 白×4) ・ ターンテーブルは好みで左右選択可 : 1999年 ~ 現在

・ ターンテーブルを回す動きをスクラッチと呼ぶ。ターンテーブルのことを "皿" とも言うらしい

・ 楽曲難易度は5段階になっており、 BEGINNER(緑) ・ NORMAL(青)HYPER(黄)ANOTHER(赤) ・ LEGGENDARIA(紫) に分かれている。 その中でまた1~12のレベル設定がある。 ただし、BEGINNERとLEGGENDALIAはある一定の楽曲にのみ設定されている

  → 11 ⅡDX REDまでの難易度の呼び名LIGHT 7(青)7 KEYS(黄)ANOTHER 7(赤) の呼び名でした

  → もっと過去のことを言うと、初期はレベル5段階、次は☆7と☆7+ (☆8以上)の8段階、そのまた次は☆8と☆8+ (☆9以上)だった

・ beatmania ⅡDX家庭用は Play Station2 で発売 (但し、 16 EMPRESS まで)

・ 17 SIRIUS 以降はオンラインの INFINITAS でプレイ可能

・ beatmanina Ⅲ というのもあるらしい

・ beatmania ⅡDXにはキャラクターが設定されており、シリーズに登場する全てのキャラを総称して "ROOTS26" と呼ぶ

 

Wikipedia より引用したものもあります

 

こんなところでしょうか。 他に SUDDEN+ ・ HIDDEN+ ・ MIRROR 等のオプション設定 や 段位認定 ・ その他プレイモードなどもありますが省略します。 私は通常モード以外に挑戦できていないということで。

 

 

 

1, 音楽ゲーム というものを知ったきっかけ

 

小学3年だか4年生の頃に同級生の家に行ったところ、その同級生の兄がテレビの画面を見ながら電子ドラムのようなものを叩いていました。 それで遊びに来ていたみんなで1曲交代でやることに。 当時はそのゲームが何なのかわかりませんでしたが、drummania と呼ばれる音楽ゲームであり、これが音楽ゲームに初めて触れた瞬間でした。 その時の私は、Hysteric Blue の 春 ~Spring~ ばかり何度も何度もプレイしていた記憶があります。パンダの映像のやつ。テレビでこの曲聴いたことあるなあくらいでやっていました。

 

ただ、そこからはそのゲームを極めようとか、その先にいきたいとかそういったことも無く、数か月程度でやらなくなりました。 (私だけでなくみんなです。)

 

ゲームと言えばゲームボーイ。 ポケモンが流行っていたのでそれに乗っかりましたが、クリアしてしまってそれもやらなくなり… もともとヘビーなゲーマーでなかったこともあり、中学生になる頃にはゲームをやらなくなりました。 部活で夜遅くなることがあったし、興味を持てるものが無かったので。 

 

 

 

2, beatmania をやり始めた

 

中学2年の秋ごろから同学年で drummania(ドラマニ)が再流行し始めました。  今度はギターの形をした GuitarFreaks(ギタフリ) も。 通称 ギタドラ が流行り、同級生が何人か家庭用を購入して勝負やセッションをしていました。 私も何度かやってみましたが、もっとやりたい!とかそういうのはありませんでした。 

 

「ギタドラはみんなやってるから他のやってみたいなあ。 ピアノというか、鍵盤の音楽ゲームがあればいいのに」

 

と同級生にボソッと言ったところ、「ビーマニってのがあるからそれやりゃいいじゃん。 プレステのやつ貸してやるよ」 ってことで長期で借りたのが、 beatmania 6th MIX でした。 少々お高かったのですが、 新品の専用コントローラー(7鍵盤)を購入。 その辺のゲームショップには売っていなかったので、 母親に土下座をしてインターネットで注文しました。 服を買うわけでも、 何か趣味を持っているわけでもなかったので、長年貯まったお小遣いだけはそこそこありましたが、物が見つからなかったので探すのには苦労しましたね。

 

PS用のbeatmaniaだったので 5鍵盤が欲しかったのですが、新品が既に販売終了していたことと、同級生に 「専コン買うなら後々のことを考えて7鍵盤にしといたほうがいいと思うよ」とアドバイスを受けて7鍵盤を購入しました。 (そのアドバイスには今でも感謝しています。)

 

 

それからは家にいる時はビーマニに没頭するようになりました。 プレイにお金がかかるわけではないので、収録曲を1曲1曲やり込んで行き、レベル4 まではできるようになりました。 6th MIX では、UKの楽曲を基調としていたのでテレビで聴くような楽曲は無く、日本語歌詞の曲が無いため知っている曲がありませんでしたが、やり込んでいくうちに好きな曲が出てきました。

 

Catch it!

Do you love me? ←これは2ndリミックス曲?

FIRE

Jack and Mark Get Busy! ←これはめちゃめちゃやり込んだ

Resolve

 

この5曲を中心にやってましたね。 懐かしい。

 

同じ部活の友達もビーマニをやり始めたこともあり、授業の合間の休み時間に会った時や部活の待ち時間で、「昨日あの曲クリアした!」 「レベル3までできるようになったよ~」 などなど、そういった話をするのが楽しかったですね。

 

残念なことに Lv. 4 よりも上達することはありませんでした。 というのも、私には変わった癖があり、黒鍵盤に右手、白鍵盤に左手を置いて鍵盤を押すので、鍵盤とターンテーブルを同時に回すといったことができませんでした。 5鍵盤限定ではありますが、今でもその癖は現役です。 そもそも5鍵盤をやる機会って今後あるのかどうか…

 

 

家でむしゃくしゃした時に、 「スパーソニッふらいっ!!!」と叫んで父親に怒られたのもいい思い出です。 突然叫び出したことについては怒られましたが、 発音が良かったらしくなぜかそこだけは褒められました。

 

 

 

3, ついにⅡDX へ

 

そろそろ 7鍵盤やってみたいなあ… そう思った私はPS2のディスクを探し回っていました。 アーケードでぶっつけ本番も考えましたが、私の地元市内にはゲームセンターが少なく、 beatmania ⅡDX を設置しているお店が無かったのでやろうにもやれない状況でした。

 

そんな中、年末年始休暇で盛岡に出かけた際に、 たまたま見つけたゲームショップで ⅡDX 10th Style を発見しました。 いくら探しても新品は見つからんし、 地元じゃ中古でさえ置いてなかったから思い切って買ってみるか!ということで購入。 いくらだったか忘れましたが、 当時の家庭用では最新だったので、 中古にしては高値だったなという記憶があります(6,000~7,000円くらい?)。 パッケージもディスクも新品同様に綺麗なものでした。 どこかの達人が全曲クリアしてさっさと売却したんだろうなと想像します。

 

何となくではありますが、10thのパッケージが好きでした。 何のキャラクターかはわかりませんでしたが、勢揃いでかっこ良かったんですよ。

 

(女性キャラクターの胸がみんなチョーでっけえじゃん!ははっ☆彡 とか当時中学生だった私は思ってましたが)

 

キャッチフレーズは

 

「十」代重ねるビートの血脈。 「重」く響き渡る脈動。 「充」たされるBLOOD。

 

だそうです。 10th なだけに、「じゅう」 を3度も繰り返していますね。

 

それにしても素晴らしいパッケージです。

 

 

話は戻って…

 

盛岡観光の記憶はほとんどありませんが、ゲームを購入し、車に戻った時のことは覚えています。 あまりに興奮していたせいか、靴に付いた雪で滑り、うまく車に乗り込めずにステップからずり落ちて怒られました。 

 

帰宅してからソッコーでやったことと言えば動作確認です。 収録曲には 槇原敬之氏のどんなときも。 があったので、HISPEED設定なしでまずは1曲プレイ。

 

第2章で書いた5鍵盤での変な癖でやろうとしましたが、 7鍵盤では無理だとわかったので、全体的に鍵盤が叩ける一般的な手の配置に修正しました。 もう一つ、5鍵盤ではターンテーブルは右側だったのでⅡDXでも同じく右側でと思いましたが、違和感があったので左側に変えてみたところしっくりきました。 以降、ⅡDXではターンテーブルは左側に置いています。

 

Lv. 1 から順番にやってみましたが、鍵盤が2つ増えているからかすごく難しかった記憶があります。 そこで※ビギナーズモードへ変更してみました。 1週間程度で Lv. 3 をクリアできるようになり、 DoLL/TЁЯRA をフルコンボしたときは達成感がありました。 そういったこともあり、 歌詞やメロディーの良さ以外でもこの楽曲には思い入れがあります。 今でもこの楽曲は大好きです。

 

※ビギナーズモード : 現行のⅡDXでは難易度として BEGINNER(緑) が存在しますが、当時の作品ではARCADE MODE・FREE MODEの他に BEGINNER`S MODE というものがありました。内容的には現行作品のBEGINNER譜面を別モードに分けたってだけのことです。

 

できなかった曲を頑張ってクリアさせると、「おお!腕を上げたな!」と嬉しくなったものです。

 

冬休みのうちにビギナーズモードを卒業し、HISPEED 3~4 を設定して NORMAL(LIGHT7)で Lv. 4~5 をクリアできるようになりました。 Lv. 6だと Daisuke/Y&Co. くらいかな? ちょっと背伸びをして HYPER(7KEYS)やANOTHER 7にも挑戦しましたが、格の違いを思い知らされてやるのを諦めました。 練習すればいけるんでしょうけど、そこまでやり込む気はなかったようです。 今でもアーケードでANOTHERの Lv. 12 を平気で叩いている人を見ると うひょおおお! と驚くばかりです。

 

ライトなプレーヤーではありましたが、わざわざ隣市まで行って e-AMUSEMENT PASS(現在は小文字表記になり e-amusement pass) を購入してDJ登録したり、アーケード(さく○野 弘〇店 の4階)でANOTHER Lv. 12 をクリアするような猛者たちの合間に LIGHT 7 のLv.4~5を演奏してみたりと楽しかったですね。

 

当時のアーケード最新は 12 HAPPYSKY→13 DistorteD。 家庭用は 10th Style

 

そうこうしているうちに中学3年になり、その年の6月に部活を引退。 高校受験が迫って来たので、11 ⅡDX RED の家庭用を新品で購入した1か月後に beatmaniaを封印しました。 意識的に封印したというよりは、何となく熱がどこかへ行ってしまったようでやらなくなってしまいました。 あれほど夢中になっていたのに…

 

ゲームをやる時にコントローラーを箱から出すのですが、「わざわざPS2本体とコントローラー出すのめんどくせえな。 そこまでしてやる必要あるか?」 という気持ちになっていました。 確か。

 

初めてこのパッケージを見た時は、 このお姉さんは刺激的なビジュアルだなーとか思ってました。

 

 

高校生になり、隣市の高校に通学するようになったので、帰りにゲーセンで友達と数回勝負した記憶はありますが、家庭用でまた極めてみようとかそんなことも無く今に至るといったところです。 

 

何度か友達やいとこに専コンとディスクを貸し出したこともありました。

 

もう15年も前のことになってしまうのですが、これがⅡDXに熱中していた頃のお話です。 私も若かったんですね。 懐かしくて今すぐにでも地元の友達に電話してしまいそうな勢いです。

 

 

 

4, 最近になってブーム再来した理由

 

このブログの他の記事に書いていますが、私は あるユニットが好きで時々ライブなどのイベントに行ったりしていました。 が、 そのユニットは2019年3月に解散してしまい、その後私は他の趣味や楽しみを探して彷徨っていました。 たまに声優さんのトークショーやライブに行ってはいましたが、昨今の新型ウイルスにより、そういった類のものは開催中止を余儀なくされました。 最近では感染防止対策が取られ、開催されるようにはなりましたが、いろんな意味で体が重いので外出する気が起きずといったところです。 スポーツ観戦でも電車に乗って遠出しても 何でもいいのですが、これをやってみよう!とかやってみたい!というものが無く、会社と家をただただ行き帰りするだけの2年間を過ごしました。

 

そして今年3月、福井県のめがねで有名なS市に出張で行った時のこと。 作業が早く終わってホテルへ戻り、ホテルのすぐ隣にあるショッピングモールをのぞいてみることにしました。 平日だからか自粛だからかはわかりませんが、敷地内にはあまり人がいません。 ふら~っとゲームセンターに入ったところ、お客さんが1人2人くらいしかいなかったこともあり、そばに誰もいないことを何度も確認した後に、意を決して beatmania ⅡDXの筐体へ100円玉を投入しました。 実に15年ぶりのことです。 今現在は 28 まで進化していて、当時からずっと続いていることを嬉しく思いましたが、設定や楽曲探しが少し大変でした。 ゲージが下限までいっても楽曲を最後まで演奏でき、クリアできなくても2曲保証のフリーモードを選択し、10th Style のバーを開いてお気に入りの楽曲をプレー。 2曲ともボロッボロの結果で終了。 演奏曲と結果は下に貼り付けたツイートをご参照ください。

 

(誰もいないことを確認してプレーに挑んだのですが、 演奏終了後に帰ろうとして後ろを振り向いたところ、女の子が3人ほど立っていました。どの時点からいたのか全く分からないのですが、あのめちゃくちゃな演奏を見られていたのかと思うとちょっと恥ずかしかったですね。)

 

 

めちゃくちゃなリズムだったけど、ひっさしぶりにやってみて本当に楽しかった。 とりあえず今は beatmania 復活を目指そう!… そう思ったさやまるくんでした。 4月に実家へ帰省した際に、押入れをひっかきまわして何とか専コンを見つけ出しました。 しかし、10th と 11 のディスクがなかなか出てこなかったので実家での復活演奏は叶いませんでしたが、次回の帰省では必ず発掘してやると決めました。 見つからない場合はゲーム倉庫にでも行って購入も検討しています。 中古品は意外と高値ですが、それは今でも人気がある証拠です。

 

5月1日に 横須賀市内にあるゲームセンターへ行った際にも同じ2曲を演奏しましたが、3月よりも酷い結果に終わりました。 普段は悔しいとか思うことは無いのですが、この日は違ったようです↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5, 演奏動画

 

Youtubeで見た面白かった動画です。

(投稿者様の掲載許可を取っていないので、 載せないで欲しい と言った苦情がありましたらご連絡ください。 すぐに削除します。)

 

 

 

 

 

アーケードや特注の専用コントローラーの鍵盤っていいですよね。 ボタンを押すと押した部分が光るし、何よりも、鍵盤を叩いた時のパチパチ音が最高です。

 

 

大好きな曲↓

 

 

 

かわいい曲↓

愛おしい。

 

 

 

 

6, 次回の予定

 

 

次回は上に貼り付けた歌詞の楽曲についてです。 自分に与えられた命の長さを削ってまでも、 「好き」という想いを「あなた」に伝えたい…

想いの伝え方なんぞ人それぞれですが、 自分が持っている大切な何かを犠牲にしてまでも相手を想う気持ちは覚悟が感じられ、 素敵なものだと思います。 当時はあまり深く考えたことはありませんでしたが、 "奇跡が一粒の涙へ変わった 永遠と引き換えに" という一節には何か感じるものがありました。 beatmania から離れている間も、 「そういやあの後 どうなったんだろうな…」とふと思い出すことも。 何のことはわからずとも、 その "願い" が伝わるように私は15年間祈り続けてきました。 今現在はこのキャラクターたちがどうなっているのか… 気になるところでございます。

 

ROOTS26のドラマCDや連載雑誌を探してみましたが 見つけられませんでした。 参考文献はウィキペディアしかないのですが、 歌詞とキャラクターに割り当てられた設定を考えながら書いていければと思っています。 それからペアになっているキャラクターの関係性についても。

 

(ROOTS26の設定冊子とかがあれば絶対売れたと思うのですが…)

 

この記事をご覧になり、 もし何らかの本をご存じの方がいらっしゃいましたらご教示いただけますと幸いです。 同人誌ならなおのこと良いかもしれません!好きなものを研究しつくした結果の本だと思うので。

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。 数少ない自分の好きなものと、 それを好きになった経緯を長々と脱線しながら書きました。 近い将来きっと来るであろう、 beatmania ⅡDXを再スタートさせるその日を楽しみにしています。

 

 

 

2021(令和 3)年 6月13日 投稿

 

 

2021(令和 3)年 6月28日 編集

 

 

2021(令和 3)年 8月14日 編集

 

 

2021(令和 3)年 8月22日 編集

 

 

2021(令和 3)年10月25日 編集

 

 

2021(令和 3)年11月13日 編集

 

 

2022(令和 4)年 1月 1日 編集

 

 

2022(令和 4)年 4月10日 編集

 

 

2022(令和 4)年 5月 5日 編集

 

 

2022(令和 4)年 6月 5日 編集

 

 

2022(令和 5)年 3月25日 編集

 

 

 

さやまる / Skyflyer380