認知症の父が骨折し、手術をしました。

 

 

手術中、病院の控え室で数時間待ちました。

 

母の手術を思い出しました。

 

今から15年以上前でしょうか。

母がヒジに痛みがあり、手術をすることになりました。全身麻酔が必要なので家族の付き添いが必要とのこと。

 

「お父さんは立ち会ってくれないから、(娘)ちゃん来てくれない?」

と母に頼まれました。

 

わたしは一人で母の手術に付き添いました。20代の頃です。

 

手術は予定より長引いて、何も知らされなくてただ待つしかできなくて、一人で待つ時間は不安でいっぱいでした。手術の付き添いなんて初めてだったし。

 

命に関わる手術ではなかったけれど、手術後に会った母は全身麻酔から覚めておらず朦朧としていました。普段の母とは違って、すごく怖かったのを覚えています。翌日に行ったら、普段の母に戻っていたので安心しましたが。

 

 

 

去年の一月。

母が救急車で運ばれました。

 

病院に搬送されて、即手術。

医師からは危篤と言われました。

 

母のヒジの手術の時より大変なことです。

しかし、夫がそばにいてくれたのでとても心強かったです。

 

今回の父の手術。

命に関わるものではなさそうだけど、父の生活が一変してしまうかもしれない。元通り歩けなかったらどうしよう。認知症が進んでしまったら…。

 

考えると不安になるばかりですが、夫がそばにいてくれてよかったです。一人ならもっと不安でつらかったと思います。

 

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