母は、切手を集めるのが趣味だったと言ってたことがあります。
実家の至るところから、袋に粗雑に突っ込まれたたくさんの使用済み切手が出てきました。
そういう収集の趣味って、集めて、綺麗に並べて眺めるのが醍醐味なんじゃないかとわたしは考えているのですが、これじゃあただ集めているだけじゃないか。
ところが。
母のタンスから、切手を収集したファイルが3冊出てきました。
ちゃんとファイルしていた時代もあったのね。
とはいえ、埋まってないページがたくさんありました。
そのうち整理しよう、いつか整理しよう、と思っているうちにできなかったのでしょう。
溜めるのはいいんですけどね。
使用済み切手に混じって、未使用切手も混ざっているんですよ。
郵便局で切手を買った時にもらう袋に、未使用切手が入っていたり、使用済み切手が入っていたり、年賀状の引き換えでもらった切手(未使用)が入っていたりしました。
きちんと分けられているならいいんです。
でも、一つの袋の中に、使用済み切手が大量に入っていて、その中に未使用切手が混ざっていることもあって。
切手愛好家はどうか知りませんが、わたし的には使用済み切手は価値のないもの、未使用切手は価値があるものです。
ぐわーーーーっ!
と、憎しみが募りました。
そうしたら出てきたこの切手。
怒りが高まった時に出てきたので、母に謝られた気分。
というか、どういう状況でここに「ごめん」って書くことになるのでしょう。
まさか、この状況を見越してメッセージを…⁈(深読みのしすぎ)