母は、着物を入れるタンスを持っています。
嫁入り道具だと聞いています。(なので、破壊するのは自重している)
一番上の引き戸がついた部分と、小さい引き出しは整理したのですが、着物が入っているであろう引き出しは手付かずでした。
どうせ着物が入ってるだけでしょう、と思っていました。
実際、引き出しを開けてパッと見た感じ、着物や着物関係の小物ばかりだったのです。
しかし、幅広の引き出しの一段目の中身を全部出してみると違うことがわかりました。
足袋
帯
伊達締め
肌襦袢
かんざし
帯枕
半衿
衿芯
使用済み切手をファイルしたもの
使用済み切手をガサっと袋に入れたもの
途中までは、雑多な詰め込み方に辟易しつつもうんうんと思いながら見ていましたが何でこんなところから切手が出てくるの?
更には、未使用切手までもが出てきました。
「着物の収納の仕方」という紙も出てきました。
そこには「上にいくほど湿気が少ないので、上物ほど上の段へ」と書かれています。
上の段に上物の着物なんて入っていませんでした。
収納の仕方のメモは収納されているのに、その通りに収納されていないなんてどういうこと?
だいぶ片付いてきた実家ですが、まだまだ先は長い。