前に買った本
「マンガでわかる!認知症の人が見ている世界」

第一印象は、絵が好きじゃないなあと思ったのですがパラパラ見たら、ためになることが書いてあったので買いました。


例えば。

認知症のために記憶することが苦手になると、不安な気持ちで過ごすことが増えるそうです。

「不安」が解消されないままでいると「不満」を抱き、やがて周囲の人に「不信」を抱く。
最終的に「不穏」に進むと、介護への抵抗や暴力・暴言が起きるようになる。

こんな感じ。
不安→不満→不信→不穏

症状が強く出るのは、不安が大きいことの裏返し。
認知症の方本人が最初に抱くのは「不安」だけなので、ここでうまく不安を解消すれば不満に進むこともない。

「不安」を解消するには、生活の中で安堵する瞬間を作れるか。
「安堵」する時間が増えると「安心」、
「安心」が定着すると「安着」
最終的に「安穏」になり、おだやかに暮らすことができる。
安堵→安心→安着→安穏

父が安堵する瞬間をわたしが作れているかはわかりませんが、できるだけ父の不安を解消しておだやかに暮らして欲しいとは思います。