ごはんの時、父はテレビをつけます。
ほとんどNHKです。
ニュースを観たくてつけるようですが、朝も昼も連続ドラマ小説が放送しているので、それも観ることになります。わたしも一緒に。
今月から「ちむどんどん」が始まりました。
最初から観ていると、だんだん感情移入してしまって毎日観たくなってくるんですよね。
賢秀は中学生なのにあの子供っぽさはないだろう、と思っていたのですが、運動会ではその子供っぽさが逆に感動を呼びました。(わたしの中で)
今日は、暢子が東京に行く日。
バスに乗る暢子を見送るきょうだいたち。
別れの場面です。
父はそれを観て言います。
「悲しいねえ、お別れは悲しいねえ」
バスに乗った暢子を、きょうだいたちが追い掛けます。
そこで父が突然テレビを消してしまいました。
ああっ。(心の声)
2分ほど経って「何でテレビ消しちゃったの?」と言ったら、父は「そうだねえ」と言って再度テレビをつけました。
そしたら、小学生だった暢子が成長しててシークヮーサー食べてるわけ。
ああ、東京行ったけど、高校生になって故郷に戻ってきたのかな?って思いましたね。
昼の再放送で観たら、違いました。
一番いいところ見損ねてた。
再放送があってよかった。