父がしつこく「今住んでいる団地に住めなくなる」という話を繰り返します。
もしかして、わたしが家の中を片付けているからだろうか、と考えました。
家の中を片付けて、たくさんのものを捨てて部屋はだいぶすっきりしたし、古い手紙や写真を見つけては父に見せていました。
それが、引っ越しを連想させたのかも。
思えば、家の中を片付けるにあたって父には何の説明もしていないし許可も得ていなかった。
ぼんやりして「ゴミがこんなにあるの?」なんて言っていたけど、その裏では不安を募らせていたのかもしれません。
いずれは引っ越しをしなくてはいけないとは思うのですが、何も決まっていない状態で不安を煽るのもよくありません。
遅まきながら、片付けについて父に理解と協力を求めることにしました。
片付けをするのは、父や母(退院した場合)の安全の確保、健康で快適な暮らしのためでもあるのは嘘ではない。
こたつの上に置いといたら、父が自主的に読んで「わっかりましたー」と元気に言っていました。
しばらくこれを部屋に掲示しておきます。
父に落ち着きを取り戻してほしい。
あわよくば、不要な書類を自主的に捨てると言ってほしい。