母が入院中の今、娘のわたしが実家に帰って認知症の父のお世話をしています。
しかし、この生活を永遠に続けるわけにはいかないのです。
母が回復して元通り父と母の二人で暮らせたら最高ですが、入院中の母がどこまで回復できるかわかりません。いつ退院できるかもわかりません。
父をわたしたちの家に連れて行くことも現実的ではないですし、今の家に住み続けることができないなら何らかの施設にお世話になるしかない。
昨日、長谷川式認知症スケールを考案した医師 長谷川和夫先生の本を目にしました。
長谷川先生は、認知症スケールを考案しただけあって認知症診療の第一人者なのですが、ご自身が認知症を発症しました。
認知症発症後に書かれた本です。
本屋で手に取ってパラパラ見たところ、
「認知症の人が何もわからないと思って置いてけぼりにしないでほしい」
と書いてありました。
それで、介護保険サービスを受けようと思っている話をしようと思いました。
生活支援レベルのサービスもあるわけだから、介護保険サービスの話をすること自体は何ら問題はないのですが。
何らかの施設にお世話になるということも含めて、話をしたいと思ったのです。